humgfk’s blog

趣味(主に旅行)について書きます

シベリア鉄道とコーカサス地方(2019/09/02~09/27)-ロシア編(2019/09/03~09/18)

7日目(2019/09/09)

満州里の駅少し出たとこで止まったぞ。 何してんだ。 トイレ早く開けろ。 7:30 ようやく動きだした。

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満州里から少し進んだところ


ロシアに入ったのだろうか。 男の人がパスポートをチェックしに来た。 美人なロシア人2人が再びパスポートをチェックしイミグレーションカードとともに持って行った。 犬が乗ってきた。

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イッヌ


軽く荷物の中身を見せて終わり。 荷物検査はそれだけか。 男の人が戻ってきて、荷物を持って建物の中に入れと。 状況はよく分からなかったが緊迫した雰囲気だけは伝わってきた。

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連行された建物


ロシア語を喋れるかとロシア語で聞かれた(初めの方は何を言っているのか全く分からなかったのだが、文の最後にpo-russki(ロシア語で)と言っているのは聞き取れた。少しでもロシア語を勉強した甲斐があった。)のでネットポアングリスキー(net, po-angliiskii、いいえ英語で)と答えたら、ネットが面白かったのか笑われた。正しい発音はニェトである。 行く先目的住所携帯番号を聞かれた。 大学は?と。 ISICの国際学生証見せたら写真を撮っていた。 強引に指紋手相隅々まで記録された。 顔写真横からも取られた。 取られた写真見たけど寝癖がひどかった。 ビザと入国日が違うからか? スパイだとうたがわれたのか? バウチャーと違うじゃないかと言われたらまずかったけど、バウチャーについては特に触れられなかった。 無音カメラで撮ろうかと思ったけどやめといた。 他にも中国人が連れられていた。 同室のおばあちゃんは連行されていなかった。 弁護士の北村先生に似た顔の人も観光できたらしく捕まっていた。 連行された中国人のうちの一人に、中国語で話しかけられたが全く理解できない。 リーベンレン(日本人)と言ったら理解してくれた。 漢字にしてくれれば分かるかと、紙に中国語を書いてもらった。 この時、高校で漢文を勉強したことを思い出し、漢文なら通じるかと書こうとしたが文法等いろいろ忘れてしまっていた。 文法すら思い出せない。 況や白文を書き下すことをや。 その人が、ロシアに来たのは学生なのか仕事なのか問われていた、と教えてくれた。 お前は戻って良いと。 それにしてもハラヘッタ。 予定とだいぶ違うけどまあいいか。 怪しい顔してるやつに問いかけてんのかな。 美人なロシア人が俺のパスポートを返却するときに何故かわらってたぞ。 写真見て全く違うやつじゃんてか? 列車の外に出された。 理由はよくわからない。

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とりあえずトイレに行ってカフェで朝ごはん。

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ピロシキ


ピロシキっぽい何かを2つ購入(買ったときはpirosok(ピロシキ)とは読めなかった。iではなくてuに見えるので、ピロシキとは違うものなのかと思っていた。)70RUB。 中身はじゃがいも(kartoshka)(ドイツ語のじゃがいもkartoffelnに似ていることからすぐに分かった)と玉ねぎだった。値札の写真を撮ってあったので調べてみると、玉ねぎではなくキャベツ(kalusta)だったようだ。身体あったまるし美味しい。 ほかの乗客も待合室に見受けられることから次の発車までザバイカリスク(zabaikalisk)駅で待てということか。 しかし発車するのは13時。 2時間以上何をして待てというのか。 列車は車庫に入っていった。 列車を逃すなんてことしたら最悪だな。 まあ財布とパスポートとチケットはあるから旅は続けられるけど。 よくわからないから勝手に歩き回る。

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待合室の本棚


本棚にはロシア語の本しかない。 英語の本でもあればよかったのに。 あまりにもすることがないので駅の外に出てみる。

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駅舎外観

 

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廃墟?

 

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団地?


車は往来してるけど住んでいる人の気配が感じられない。 結構寒いな。 イルクーツクたえれんのかな。 これ以上の装備持ってないけど。

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広大な土地に平屋郡。写真はうまく取れなかった

 

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美容院。おそらく日本語ではなく中国語。

 

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田舎

 

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野良犬

 

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ここから先は中国


風邪が結構強い。 どういう仕組みなのかよくわからないけどスマホの時計が自動更新されていた。スマホGPSを検知し更新したのであろう。駅に戻ってきた。 お腹が減ったので先ほどのやつをもう1個購入35RUB。

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ベリャシュ(beleas)


調べてわかったことだが、これはロシア料理ではなく、モルドバのものらしい。肉入りだった。 満足。 12:10 発車まで後1時間もある。 早く電車に乗せてくれ。 13:30 動きだした。 ねむい。 起きたら17:40。 シベリアには突入しているだろうがどこだかわからん。

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自然


ジャスミン茶美味しい。 おばあちゃんが写真見せてくれた。 今朝牛が線路すぐそばまで来ていたらしい。 ロシア語の勉強などをす。 食堂車が見つからん。 聞いてみたらなんとないというではないか。 おそらく無い以外にもなんか言ってたが聞き取れるはずもなく。実際には在る。後で発見する。

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カップめん


ごつもりの中国版。 フォーク付きなんだな中国のカップラーメンは。 これが百円なんて安いなぁ。 申し訳ないけど怪しい中国のローカルなラーメン屋開拓するよりもこっちの方が安い上に安全そう。 結構辛い。 自前の水を飲んでたら残り少ないと思ったのかおばあちゃんに水をもらってしまった。 申し訳ナス。 麺は全部食べてあとは流した。 容器も水貯めるバケツとして再利用しようかと思ってたけど洗うのめんどくさいしいいや。 ロシア語勉強したりぼうっとしたり。 23:00のチタまでは起きていようと思う。 それまで横になって待機。 チタ到着。 真っ暗で何も見えない。 おやすみ世界。 再び停車した。 さっきのはチタじゃなかったみたいだ。 花火の音がする。

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見にくいけど花火


何を祝福しているのだろうか。 今度のがチタ。

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チタ(chita)駅

 

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列車と共に


おやすみ世界アゲイン。

8日目(2019/09/10)

首を寝違えた。 右僧帽筋がやられた。 二度寝し7:56起床。 湖に反射した写真。 おばあちゃんの方がいい写真撮ってる。 おばあちゃんはピアノが弾けるらしい。 おばあちゃんの流す音楽がエモクなってくるな。

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ペトロフスキーザヴォド(Petr.zavod chet.)駅

 

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車窓から


霧が晴れてきた。 というか、霧がかかってない場所に移動しただけ。

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車窓から2

 

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高原


山の名前はわからないが結構赤い。正確には高原。この山の向こう側にバイカル湖が広がっているはず。 キャンプしている人がいた。 いいね。 朝からお茶しか飲んでないが不思議とお腹は空かない。

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廃墟


1時間遅れでUlan Udeに到着。

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ウランウデ(Ulan Ude)駅舎


予想外。 なんのアナウンスもなかったぞ。 現在食料ゼロ。 果たして耐えることができるのか。 そしてただでさえ少ないイルクーツクの滞在時間がどんどん減っていく。

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セレンガ(セレンゲ)川


ハラヘッタ。 なんもすることない。 ただうんこは出る。 早いとことそうでないところがあるな。 人があまり整備しに来ないところはゆっくり走ってんのかな。

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バイカル湖


なんと食堂車は前の方にあったではないか。 混んでる。 スルジャンカからイルクーツクまでの間に行くか。 まあまだ二回シベリア鉄道には乗るのだし色んな物食べれるだろう。 耐えきれず食堂に来た。

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食堂車


英語が通じる。

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パンとジュースとスープ

 

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メニュー。注文したスープはMeat Soup Solyanka。


りんごジュースでビタミン摂取。 そんなに安くはない。 スープ美味しい。 揺れるからちょっと食べにくいけど。 体があったまる。 あと1、2回はくるかもしれないが、列車内の食事は準備しておこう。 545ルーブル

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スルジャンカ(Slyudyanka)駅


チタの到着までは良かったのにUlan Udeの到着では遅れていた。 チタで何かあったんかい。 切符が帰ってきた(シベリア鉄道の乗車券は乗車時に車掌に預け、下車駅に近くなったら返却してもらう)。 頭洗いたい(列車にはシャワーがない。トイレの洗面台だけ。)。 顔はなんとかできても頭はどうにもならないのつらい。 おばあちゃんに爪切りを貸してもらって爪を切る。 途中ロシア軍の輸送車が停車していた。 タンクやらカーゴ、人用のとこにはマッチョな軍人もいた。

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放牧

17:05 イルクーツクに到着。 同室のおばあちゃんとは握手して別れる。 隣の部屋にいた北村弁護士似の人とも挨拶をし、列車を後にする。

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イルクーツク駅舎


早速ロシアのタクシーに絡まれる。 結構しつこかった。

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イルクーツク駅舎2


ガイドブックを持ってると絶対絡まれるので、慣れてます感出しながら、地図無しでホステルを目指す。 トラムは乗り方が分からん。 大体の方向は分かるが、どの道を通ればよいのかは分からないので、地図をちらちら見ながら、ホステルへ。

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アンガラ川。イルクーツク駅のすぐ裏手にある。

 

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ガガーリン並木通り

 

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兵士像


nikto, krome nasWikipediaによると空軍のモットーだそうだ。 兵士の名前かと思ってた。

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ベンチ。格言なのか詩の一説なのか。残念ながらZh.Vernさんは知らない。


調べて見ると、ジュールヴェルヌ、海底2万マイルのひとらしい。 ついついロシア人かと思っていたけどそうじゃないんだ。

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アレクサンドル三世

 

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イルクーツク郷土博物館

 

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イルクーツク学術演劇博物館(訳は適当)


中国人の団体観光客がいる。

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レーニン広場


美人多いな。

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交差点


ホステルに着いた。

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ホステルの部屋


英語が通じる。 クレジットカードで払ったはずなのに何やらお金が必要だと。 後ほどこれの意味が分かる。 Expediaの支払い済み画面を見せて納得してもらう。 Line、TwitterGmail、全て使える。 ついて早々シャワーを浴び、洗濯機を貸してもらった100RUB。 受付に置いてあったタブレットの画面に、日本語でTwitterが表示されていたので、日本語話せるのか聞いてみた。 日本を勉強している3年生だったらしく日本語も通じるようだ。 大学に日本からの留学生はいるが、たいていはロシア語を学びに来ているので、日本語ではなくロシア語で話すと。 日本の大学でも同じことだろうな。

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ホステル前の道路、チミリヤゼフ通り。

 

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アニメショップ。アニメイトの方が密度が濃い気がした。あんまり行ったことないけど。

 

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スーパー


髭剃りクリームがわからねえ。 ないのか。 小さいけど幅広く置いてる店。

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購入したもの。時計回りに、ポテトサラダのインスタント、カップめん、ブルーベリーチョコケーキ、使い捨て髭剃り


店閉まるの速いな。 19:30なのに。

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メガフォン。SIMは買わない。


結構みんなアイス食ってんな。

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露店。値札見る限り、日本よりは安そうだ。


長距離列車載っているとどうしても新鮮な野菜果物といったビタミンが不足する。 ここでフルーツでも買おうかと思ったけどナイフ持っていなかったからやめた。 今度からナイフは持ち歩くようにしよう。

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ウリツキー通り

 

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ケンタッキー。北京に続いてここでも。

 

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カールマルクス通り。メインストリートなだけあって明るい。

 

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スラタ(スーパー)


24hなのは助かった。 店が閉まりすぎていて、食料品が手に入るか心配だったから。

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魚、スラタにて。美味しそう。


髭そり用クリーム、ろしあでは泡タイプが主流なのかクリームタイプが全く売ってない(売ってたのかもしれないが、ロシア語が読めないので見た目で判断するしかなく)。

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購入したもの。タバコ、プロテインバー。

 

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クヴァス。大麦の炭酸ジュース

 

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ウォッカ。種類が多かったので安いのを選んだ。

 

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バルチカ。ロシア産ビール。


ウォッカゲット。 タバコ(非喫煙者であるが、だからこそ消費されずに残るので良いお土産となる)は名前と値段しか書かれていなかったので適当に買った。 写真はないが、nachinka mjaso i ris(肉と米の巻物)とblin(ブリヌイ)、xalva(ハルバ、ロシアの代表的な茶菓子)を購入している。 本屋行きたかったのに見つかんなかった。 閉店してんのかな。 映画館の前のミニバス停にたくさん人がいる。 映画みてたのかな。

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劇場。大きい。


美人タバコを吸う。 ロシア人、結構そこら中で吸ってる。 6時まで明るかったのにいっきにくらくなったな。

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鑑賞会の広告

 

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130地区。シャレオツな建物が並ぶ。


横断歩道ないとこを渡りたとこだがロシアに来て日が浅いのでやめとく。 信号がないので歩行者がいればすぐに停止してくれる。 有難い。

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ラソリーニク。建物わきの階段で地下に降りたとこにある。少しわかりにくい。


美人が席を案内してくれる。

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内装。良い雰囲気。


スターター(先付、前菜)のキャビア8000RUB。 んー高い。 また別の美人が注文を取ってくれる。 英語で注文できるようだ。 とりあえずスターターのニシンとメインのカツレツを頼んだ。 2人ともすごく若く見える未成年か?

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パンと何かのソース。

 

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コンポート


パンのソースは何味かわからない。 コンポートはりんごレモンオレンジだろうか。 パンのソース持ってかれた。 ノットフィニッシュって言ったのに。

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セリョートカ、ニシンの酢漬け


ポテト固めに茹でてある美味しい。 ニシンをまずは一口そのまま。 どんな調理工程なのかわからないがすごく美味しい。 今度はレモンをかけてみる。 風味は変わるが美味しさはあまり変わらない気がする。 ニシンの生臭さが少し消えただけ。 生臭くても問題ないし、むしろその方が好き。 オニオンは何のためにあるのか。 よくわからないからそのまま食べる。 オリーブは一体なんの味なのか食べてみたがあんまり好きではない。

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カツレツ


芋。 今度は焼いてある。 変わらない美味しさ。 豚肉。 コルトンが混ざっている。 まずはそのまま美味しい。 クリームをつけてみる。 美味しい。 二つともメイン級。 腹が満たされる。 サワークリームにはマッシュルームが入っていた。 あれ全部で840RUB。 最the高。 もうロシアを満喫した。

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バベル

 

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バベルの説明


ロシア入国した時もちょこちょこみたんだが、日本のスポーツカーが割と走ってるんだよな。 ホステルに戻る。 ホステルの共用スペースで談笑している。 家族かな。 洗濯したら鼻血もタレも消えてたラッキー。 先ほど買った髭剃りでひげを剃る。 ある程度のび太髭をクリームなしでは剃りづらい。

9日目(2019/09/11)

6:30に目がさめる。 シャワーを浴び靴下が乾いていないので裸足で行く。 同じ部屋の人とは軽く挨拶。 荷物は置いて行ってよいそうだ。 昼頃にはチェックアウトのため戻ってくる。 まずは近くのクレストヴォズドヴィジェンスカヤ教会に向かう。

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小雨

 

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クレストヴォズドヴィジェンスカヤ教会の説明

 

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ホステルに近いため、遠目では見ていたのだが、やはりきれいだ。

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入口


中にいたシスター的な人に聞いてみる。 写真は撮っても良いそうだ。 ロシア正教会内部は基本的に撮影禁止であり、聞き間違いかもしれないので内装の写真は載せない。 正教会ではお入りする前に十字を切るみたいだ。

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外観


教会の敷地はそれほど大きくない。 樹に囲まれている上、周りは住宅街なので教会全体の写真はとりづらい。 近くで見るより、少し離れてみたほうが美しく見えるのだが、写真にとっても木が映っているばかり。

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敷地外から


次は観光案内所に向かう。 地球の歩き方の情報だけでは不十分なのと現地で手に入る情報を得るため。 インターネットで調べれば多少出てくると思うが、観光用にまとまっていないし持ち歩ける方が便利。 地図も欲しかった。

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中央市場入口?


中央市場やってないのか。 中央市場にある店の開始時間は10時であるためやっていなかった。 美女たちがバレエのレッスンをしていた。 若干雨が降ってきた。 雨には弱い装備。

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また別の市場?の入口。ここにある店も当然閉まっている。

 

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何か建物

 

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少し中心から離れると

 

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スパソープレアブラジェンスカヤ教会


地元の人だろうか。 参拝しに来てる人がいた。 中には入らず。

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古い家。偉人の家らしい。

 

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観光案内所


基本的に無料で地図や観光スポット、レストランの場所、ツアーの案内まで手に入る。 主にロシア語、英語、中国語だが一部日本語やその他言語の資料もある。 これ以降はここでもらった観光用地図を見て動こう。 動線は考えるのが面倒なので、シナゴーグを見てから、市が既に作ってくれている緑線ルートを歩くことにしよう。 イルクーツクに入ってからちょこちょこ出てきた説明板はこの緑線ルートのもの。 緑線ルートは歩道に緑線が引かれており次の目的地に案内してくれる。 かつては青線だったのか、青線が描かれた煉瓦が残っているところもある。

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デカブリスキフ・サブィチイ(12月事件)通り

 

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戦車

 

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ミサイル

 

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シナゴーグ

 

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デパート


あんまり日本と変わらない。

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カップめん}


カップめんを購入19.50RUB。 キオスクのような露店が多数ある。 ロシア語で話しかけられた。 時間が知りたかったようだ。 ロシア語で数字は分からないのでスマホの画面を見せる。 もっとロシア人っぽい人に話しかければよいのに。 少し警戒した。 10:30 ホステルに一旦戻る。 もらったガイドなどを整理して再び外へ。 寒いのでカフェにでも行こう。 ホステル近くの交差点にあったコーヒーライクに。

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コーヒーライクにて


チェリーティーを頼む80RUB。 貰ったのはガム。 地図を見ていてきづく。 本屋の位置を勘違いしていたのか。 そりゃ無いわけだ。 耐えれるとはいえ寒くなってきた。 そりゃそうだ裸足で長袖一枚。

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アイスの店。そこら中にある。

 

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銀行。銀行には見えない外観。

 

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日露友好記念碑

 

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記念碑の説明

 

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キーロフ広場

 

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ソヴィエトの家

 

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親睦の碑。イルクーツクと金沢は姉妹都市であり大通り(レニーナ通り)からこの記念碑までの道は金沢通りと名付けられている。

 

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ポーランドカトリック教会

 

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永遠の火とスパスカヤ教会

 

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エピファンシー大聖堂


エピファンシー大聖堂よい。 カトリックよりも正教会の内装の方がよい。

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イルクーツクの開拓者像

 

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ファインベルグの作ったマンション。イルクーツクにはこうした昔の建築家が建設した建物が多く残っている。

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鳩の数が多い

 

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レオニードガイダイ(喜劇映画監督)の作品の像

 

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『旅行者』

 

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ピロシキ2と何かsloika、パフというパイだった


カールマルクス通りのスラタでピロシキ2と何かを買った70RUB。 ホステルに戻る。 イルクーツクに来てから荷物が5キロぐらい重くなった。 13:35 ホステルを出る。 歩いて駅まで。

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チョコアイス


チョコアイスを買う46RUB。 チョコはすごく甘い。 アイスクリームの一個下、ラクトアイスに近い。 アンガラ川を見ながらゆっくりと向かう。 椅子が雨で濡れているから座れない。 fuck。 駅に着いた。 重い荷物を持ってゆっくり歩いたからか1時間もかかった。 電子チケットは持っていたのでそれを見せて紙チケットを貰う。

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エカテリンブルク行きのチケット


1時間待つ。 rzdのwifiがなぜかvpnかからない。

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時刻表

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範馬勇次郎顔負けの柔らかさ

 


乗るために駅舎から外出たときは寒かった。 風も吹いてて凍え死ぬかと思った。

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3等車


三等車に搭乗。 ハエが飛んでんのはきつい。 お腹が空いたからパンを食べる。 棒状のもの中にはラズベリーらしきジャムが。 寝転がると172 cmでも足を曲げないと収まらない。 これでウラジオストクからモスクワはかなりしんどいと思われる。 そしてテーブルがない。 テーブルは布団を片付けて腰を置いている台をひっくり返すとあらわれる。 寝て起きたら23:57。 お腹は空かない。 なんだか寒い。 着ている服の問題もあるのだがエネルギー不足ではあるまいか。 ピロシキオニオンを食べる。 1:20 途中駅に着く。 そとでグループでタバコを吸っていた人たちにロシア語でグチェトゥートと聞いてみるが、理解してもらえない。 ガイドブックは席においてきたので会話帳がない。 押し切るしかない。 発音が悪かったのかそもそも間違っているのか分からないがなかなか伝わらなかった。 会話集をみるとtutではなくzdesと書いてある。 これによるとこの状況ではzdesの方が良いそうだ。 グループの誰かが言いたいことを理解してくれて教えてくれた。 ンジェンスキー?らしい 正しくはニシュネウジンスク。

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ニシュネウジンスク駅


車内は喫煙だから外でタバコを吸うみたいだ。 男の人がロシア語で話しかけてくれたが全然分からなかったが、ロシア語で日本人とだけ言っといた。 外は何度だろうか。 めちゃくちゃ寒かった。 この日のGoogleMapをみると移動距離は15kmか。 まだまだだね。

10日目(2020/09/12)

8:08起床。 いつのまにか人が変わっている。 雨が降っている 虹が見えた。

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時刻表1

 

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時刻表2


乗っている列車はチタからモスクワなので右列を読む。 ピロシキを食べる。 米や野菜が入っている。

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ピロシキ

 

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自然


ロシア語を勉強。 分からん。 ロシア人の携帯の着信音かなり派手。 外の気温は8度らしい。 笑えるな。 防寒着パーカー一枚で耐えれるのか。 ルール上、ビールとウォッカは食堂車に行かないと飲めない。 なかなか飲む機会ないし、今日の夜がぶ飲みするか。 クラスノヤルスク駅に到着。 雨というかみぞれみたいなのが降っている。

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クラスノヤルスク駅

 

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クラスノヤルスク駅2


食堂車を発見した。 4号うしろにあるみたいだ。 ニャチンカを食ス。 中には米と肉が。 クレープ生地に若干甘みがある。 全体として美味しい。

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インスタントポテト


芋のやつを食べてみる。 ここで箸が役に立つ。 粘性が高い。 カップポテトサラダ。 サワークリーム。 美味しい。 グラス貸してくれる見たい。 スプーンも付いてきた。 おそらくフォークも借りれる。 スプーンが付いてきたのは、ろしあではジャムを舐めて紅茶を飲むからだろう。 エカテリンブルクのホステルの場所わからない事に気が付いた。 まあいいや。 警察に聞けば。 ピロシキの車内販売をしている。 トイレのハエを3回ぐらい殴ったが死なないしめんどくなったのでトイレを諦める。 ロシア語勉強。

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グラス


三本のバナナが出た。 iPhoneの時計がGPSで勝手に変わるため未来の写真が生まれる。

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未来の写真


アチンスクに到着。

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アチンスク駅


外でたらめちゃくちゃ寒い。 そんな装備で観光できるのか? 車内は23度に保たれてるから問題ない。 筋トレしたい。 足が細い。 チキンレッグ。 昨日ロシア語が通じなかったのはトゥートの意味勘違いしてたからか。 解決済み。 トイレにいたハエを流してやった。 タオルで叩いて踏み潰してやろう。 次乗る機会あったらナイフ用意して、肉片とチーズ、黒パンを買ってサンドイッチで食べるか。 自炊をする場合ナイフのあるなしでかなり事情が変わってくる。機内には持ち込めないので預け荷物に入れなければならないのがネック。

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チュリム川

 

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カップめん


カップ麺はフォーク付き。 回ってきた車掌さんかゴミを持って行ってくれた。 ロシア人になんか話しかけられたが笑ってごまかした。 マリンスクに着く。

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マリンスク駅


カップラーメンは一旦放置。 面のお湯の吸収量がすごい。 箸で食べる。 塩辛いけど美味しい。 塩辛すぎるな。 もう二度と食べないであろう。 中国の箸使い捨ての割にできがいい。 ロシア語の勉強をす。 レッドクロスのボールペンが生き絶えた。 供養は日本でしてやろう。 ロシア人目の前にロシア語の勉強すごくやりづらいな。 夕食時がすぎた21時になったらウォッカ持って食堂車行こう。 パンを買うのを忘れてしまったのが痛い。 やっぱり20:30に行く。 飲むぐらいしかやることない。 ウォッカを出したら早速ロシア人に飲めと絡まれた。 呑んで騒いでる人いる笑。

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酔ったおじさんたち。カナダから来たそうだ。


消毒液の味しかしない。 絡まれたがロシア語で何行ってるか分からん。 ロシアではウィスキーのように一気に飲むんだぞと言っているようだ。 どこからきたのかと問われたのか、どこまで行くのかと問われたのかと思ってエカテリンブルクと言った。 日本人と言ったから勘違いしてても問題ないはず。 カナダから来た人がめちゃくちゃ騒ぐ。 パン10 RUB。 カップルで食事しにきたのに可哀想だ。 男の方残念そうな顔してた。 店員に絡む馬鹿もいる。 パン10 RUB。 チーズの燻製100 RUB。

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チーズの燻製。あまりお勧めしない。


お菓子みたいなのが出てきた高すぎる。 1人が休憩に。 食堂車の時計は間違ってると自分の車両に戻って行った。 たしかに間違っている。 足汗がひどいな。 このスモークチーズ、スモークが強すぎて苦味感じる。 ウォッカと、相性が悪いのか。 カップルの女性の方は帰ったか。 帰ってなかった。 彼氏可哀そう。 ノヴォシビルスクまで起きていられるか。 だいぶ来てる。

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ウォッカの残り。ここしばらく飲んでいないのでだいぶ弱くなった気がする。


一応勉強道具持ってきたんだけど全くしてない。 酔ったからかもしれないながかなりまずい。 22:00 自分の車両に戻って白湯を飲む。 ノヴォシビルスクチャレンジ2時間3分。

11日目(2019/09/13)

耐えれるはずもなく4:50眼が覚める。

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Barabinsk(バラビンスク)駅


それから寝ようとしても全くねれない。 頭洗いたい。 白湯を飲む。

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Tatarskaya(タタールスカヤ)駅。タタールの軛のタタール


眠いしお腹が空いてきた。 残りの食料はプロテインバーとカップ麺とケーキみたいなの。 あとお茶と一緒に食べるお菓子あったわ。 食堂車は遠くてめんどくさい。 とりあえず緑茶を飲む。 愛国心が強いのかロシアと書かれたTシャツを着てる人がちらほら。 プロテインバーを食べる。 duringと書いてあるが関係ない。 よく見たら17%、7.6gしか入ってない。 まずくはないがもう買わない。 眠い。 酒の眠りは浅い。 外気を吸って軽くストレッチしないと死んでしまう。

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Omsk(オムスク)駅

 

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Omsk(オムスク)駅2


オムスクに到着。 まだ右僧帽筋が。

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カップラーメン


フォーク付。 だが箸を使う。 味付けもちょうど良くて美味しい。 これはリピーターになる。 体があったまる。 カンマク。

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カンマク

 

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ぽい写真


ブルーベリーケーキ美味しい。

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ブルーベリーケーキ


イシンで乗ってきた女性の目がカラコンのように綺麗な水色をしている。 昼寝をしたらだいぶ眠気が飛んだ。 15:39 クバスたんさんかよ。 バッグの底で揺られてたから吹き出してきた。 少しこぼしてしまったぜ。 味は黒パン酸味が強い。 ただそれだけ。 飲める。 日常的に飲むかというと飲まない。 コーラの方が美味しいから。 箸はいったん捨てる。 ロシア語の勉強はやる気が起きない。 エカテリンブルクまで行くともはや最古参。 17:12 駅にある売店のぞいてみたけど二倍以上する。 ハエを殺した。 18:05 食堂車にて。

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メニュー

 

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いいね


ロシア人になんか絡まれたがなんもわからなかった。 ビールは吹き出してこなかった。 飲みやすい。

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ブリヌイ


ブリヌイ美味しい450 RUB。 いくらの塩にバターと生地の甘さ。 意外と合う。 物足りなさ。 パン10 RUB。 再びロシア人に絡まれる。 ダルナボーイダルナボーイと言ってるが何を意味してるのか分からん。 とりあえずネットネットと言って追い払う。 またもや絡まれた。 おそらく奢るから一緒に飲めと。 店員さんが助けてくれた。 店員いはくおじさんはangryらしい。 おじさんはウォッカとチキンステーキを頼んでいる。 店員と口論したあとおじさんはウォッカを持って帰って行った。

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シベリアはこんな光景が続くのかと思っていたが全く違った


自分の席に戻ったら隣の人上半身裸。 18:52 雷かな光った気がする。 雨ゾーンを通り過ぎた。 晴れている。 あと4駅。 少女がズボンを履かずに歩き回っている。 靄がかかっている。 つまるところ白湯が最強なのである。 22:52 もうすぐでつく。 花火をしていた。 なんだろう。

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Ekaterinburg(エカテリンブルク)駅


16度。 全然耐えれる。 駅のWi-Fiが繋げない。 GPSでとりあえずメトロに行く。

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Uralskaya


\begin{figure}[H] メトロカードあるみたいだがほとんど乗らないしいらないだろう。 深夜は一律32 RUBみたい。 コインをゲットしてメトロに乗る。

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乗車コイン


エスカレーターは深いし早い。

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エスカレーター

 

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駅構内


乗車。 立っていると席を譲ってくれた。 ロシア語でなんか言われたが、お金を請求されるわけではなさそうだ。 ホステルの最寄駅ploxado 1905 godaに到着。 綺麗な駅だ。 ホステルに向かう。

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エカテリンブルグ市庁舎


人が結構いる。

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イセチ川


みなとみらいを歩いている感じ。 アジアンが珍しいのだろうか。 皆一度はこっちを見る気がする。

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N. I. セバスチャノフの家。綺麗だ。

 

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展望デッキがある塔

 

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劇場。モダン。

 

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ウラル連邦大学


ホステルのある通りまでは辿り着いた。 89番地(ホステルの番地は58であり、大きな通りを挟んで反対側)までいったよ。 戻んのめんどくさ。 ホステルに到着。

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B & B Hostel


マンションの一角にあるホステルのようで、マンション入り口が閉まっている為に、なんとホステルに入れない。 どうしようか。 チャイムを鳴らしてもいいものなのか。 どこにつながるか分からないが鳴らしてみた。 誰かが出たので英語でここにあるホステルに入りたいんですーと嘆いたら、ドアが開いた。 入れた。 防犯の都合上、ある時刻を過ぎたら下には行けないみたいだ。 レイトチェックインを告げていなかった自分が悪いな。 深夜に買い物に行きたくなった時とか不便だな。 宿泊費は既に払ったはずなのになぜかお金を請求された。 実はこれはレギストリーツィア作成のためのものであった。 お互い英語が不自由だったために適当に流れてしまったが、重要な話だったのだ。

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部屋。他に利用者がいないので独り占め。


腹が減ったがシャワーを浴びて寝よう。

12日目(2019/09/14)

7:49起床。 朝食はホステル近くにあったカフェで取ることにした。

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カフェ

 

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朝食


ドーナツとエスプレッソ170 RUB。 粉砂糖でコーティングされているドーナツ。 中になんか入ってるがわからない。 砂糖の割に甘過ぎない。 エカテリンブルクWi-Fiはどこでも電話番号を持ってないと使えないようだ。 くろわっさんも頼む59 RUB。

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クロワッサン


焼きたてである。 美味しい。 持ち帰りで買っていく客が多い。 食べ終わり、エカテリンブルクの一番の見どころ、血の上の大聖堂に。 内装すごい。

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血の上の大聖堂


大聖堂の隣にある、もう一つの教会に。 お祈りに遭遇。観光に関する情報源が地球の歩き方しかないので、観光案内所に向かう。 赤信号なのにわたってしまい清掃の人に赤だぞと怒られた。 少しして、この町の人なのだろうか、ニイハオといってきたのでヤポニスキーポヤポニスキーと言う。 英語はわかるよとロシア語で言ったつもりだが、あとあと文法間違えていたことに気づく。 それでも何とか通じたようだ。 向こうはロシア語しか話せないのか、ロシア語でしゃべり続けてくるが何いってるか分からん。 話しているロシア人の知り合いの男が寄ってきたため警戒度を上げる。 プリベーとは日本語で何というのかと聞きたかったのか。 二人とも怪しい人ではなかった。 握手して先に進む。

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イセチ川

 

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マルタ通り。いい雰囲気。


カンバス持って歩いている人が多数いる。 美術系の学生か。 中学の授業かもしれない。 観光案内所の前で10分ほど待機。

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観光案内所付近の落書き


9:55に職員らしき人が来る。 英語が通じる。 無料パンフレットのクオリティがすごい。 頼めばタクシーの手配までやってくれるみたい。 12:00のチェックアウトにはホステルに戻らなければならないので、歩行者天国を通ってホステルに戻ることにする。

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リス。観光案内所南の公園にて。

 

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いい公園だ


マタニティフォトを撮っていた。

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カラフルな建物

 

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歩行者天国(ヴァイニェル通り)


歩行者天国の割には派手な客引きや露店等なんもない。 曜日のせいなのか。 否。 それまでのところが未発展なだけだった。

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アリョンカ。ロシアで有名なチョコレート。


お土産用の板チョコと列車内で食べる用のチョコを購入379RUB。 セバスチャノフの家の前を再度通り、ホステルまで戻る。 チェックアウトまで時間がねえ。 ホステル近くのスーパーで水とインスタントだけ買う83.29RUB。

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カップめん

 

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カップ


ホステル入り口の検問に時間取られた。 レギストリーツィアについて聞かないと。 とりあえず荷物は預けっぱなしにして再び街を歩く。 ホテル下のレストランは雰囲気は良いけど高い。 ポップな音楽が流れている。 客は俺1人。 Wi-Fi使いたかったので電話番号ないけど使えるか聞いてみた。 なぜかつながらない。 問題が分からず使えないみたい。 がレストランのパブリックでないWi-Fiを使わせてくれた。 言ってみるもんだな。 繋がったとおもったらすぐマーク消える。 VPNが悪さしてた。 充電器ホテルに忘れてるんじゃないか。

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プーアル茶シャシリク、そばのみ


肉おいしい。 オートミールみたいなのも美味しい。 トマトソース冷たいのはなぜ。 おそらく食用でない草を載せるのやめてほしい。 ソースはハーブみたいな風味づけが入っていて微妙。 団体客が来た。 腹八分目。 ちょうど良い。 総額890RUB。 へなのかげりなのかその判別は難しい。 一旦ホテルに戻る。 充電器は発見。 その時にレギストリーツィアについて尋ねるも、レギストリーツィアはなしと。 は? チェックされたらどうしろと? とりあえずホステルを出て、郷土博物館に行く。 ジギルの木像には学割はなかった100RUB。 他の展示は効いた200RUBに。 博物館の人はとても親切だ。

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ジギルの木像


次いで石の博物館に向かう。 外国人の学生にはディスカウントなしと250RUB。

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宝石でできた地図

 

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宝石でできた花


スーパー(コンビニ?)でサンドイッチを購入59RUB。

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サンドイッチ


することないので本屋に行ったり。 ホステルに戻り、レギストリーツィアについてもう一度尋ねる。 昨日言うべきだったと。 知らんがな。 警官にチェックされないことを祈りながら、ホステルを後にし、駅まで歩いて行くことに。 早くWi-Fiのあるところにいってネックのミスターオリンピア解説見たい。

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途中にあった公園


おそらくついたが名前が違う。 昨日と同じとこに来たから正解だった。 18:50 駅に到着。 駅から動くのがめんどくさくなったので駅にて待機することにする。 Wi-Fi使いたいと言ったら優しいインフォメーションの人が使わせてくれた。 サンドイッチ本来は列車で食べるようだったけど腹減ったから食べてしまう。 列車用のパン2を購入180RUB。

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パン


チョコアイスも購入46RUB。 アイス美味しい。

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チョコアイス


21:55列車に乗る。 この列車にはハエがあまりいない。 近くに席があるロシア人daria愛称dashaと、英会話。 文化についての話が1番難しい。

13日目(2019/09/15)

9:26 起床。 balezinoに停車中であった。 モスクワは1時間遅いので8:26か。 エカテリンブルク駅で購入したパン(右)を食べる。 トマトとモッツァレラかなと買ったのだが、ソーセージとマヨネーズ?だった。 人全然いない。 もう乗ってくる人はいないか。 わざわざ4時にモスクワ着く電車に。 10:15 芋が食べたくなったのでインスタントを食べる。

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インスタントポテト


ロシア語勉強してたらジャパニーズと笑われた気がする。 キーロフに到着。 意外と人乗ってきた。

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キーロフ(Kirov)駅


14:11ハンバーガー的なの(左)を食べる。 16:48 酒を飲むか。 イルクーツクで買ったジンを持ってレストランに行ったらノーと言われた。 時間の問題か?度数の問題か? 仕方ないので引き返す。 寝ようとするものなかなかねれず20時。 あれ以外とたくさん乗ってきた。 カップ麺を食べる。 少し辛め。 前のやつの方が食べやすいし好き。 だけど美味しい。 カンマク。

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カップめん


歯磨きして寝よう。

14日目(2019/09/16)

3:35 起床。 時間通り4:20到着。

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モスクワ駅


メトロが動き出す5:30まで駅の待合室で待機。 GPSでモスクワ時間になったのに、RZDのワイファイ利用承認がエカテリンブルクだからなのか、時間が戻る。 ネックの動画をみる。 途中だけど時間きたし行くか。 駅は観光客で大混雑。 メトロのコムソムルスカヤ駅まで移動。

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地下鉄


5:52 よくわからんけど150RUB払ってトロイカゲット。 ホステルのあるタガンスカヤ駅に到着。

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タガンスカヤ駅


とりあえずホステルに行き荷物を置く。 レギストリーツィア750RUBであった。 たけえ。 ベッドに案内される。

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ベッド(最上段)


三段ベッドなんて初めてだ。 今にも壊れそうで心配だ。 寝転がってみると、布団が薄く背中に布団を載せている棒が当たる。 それにしてもプライバシーがほとんどない部屋だ。 安かったし守るべきものなどないので問題ないのだが。 覚悟はしていたがなかなかしんどそう。1フロアにシャワーは男女共用で2つしかない。 何人いると思ってるんだ。 シャワーがあくまで待機。 シャワー浴びて支度したら7:35。 ちょうど良い。 観光に出かけよう。 タガンスカヤ駅へ向かう。 雨が降ってきたが、傘も河童もないのでフードでしのぐ。 プロシャーチ・レヴォリューツィ駅に到着。

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ニコリスカヤ通り


この通りにある、ヴァレニチヤナNo.1(チェーン店)にて朝食を食べる230RUB。

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ヴァレニチヤナNo.1

 

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内装


9:05 諸々の施設の開館か10時なのでそれまで適当に歩き回る。

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国立歴史博物館

 

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グム百貨店

 

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ボリショイ劇場

 

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ツム百貨店


ツムはもうやってんのか。 入ってみよう。 職員が入っていっただけだった。

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カメルゲルスキー横町

 

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ロシア中央銀行

 

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何かの建物

 

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地図の看板。これのおかげでどこにいるのかとても分かりやすい。

 

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スーパー


適当に歩き回って見つけたスーパーにてホールズと炭酸水を買う78RUB。 雨が降ってきた雲見る限り当分止みそうにない。 ツムで雨宿りかつ休憩。 あれ晴れた。 晴天に。 再びカメルゲルスキー横町に。 何か撮影してた。

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カメルゲルスキー横町


雨が降ったりやんだり。

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ロシア国立図書館

 

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救世主キリスト聖堂


雨が強いので木陰に待機。 エカテリンブルクで買ったアリョンカのチョコレートを食す。 甘過ぎない。 財布見たらいつのまにかお金なくなってる。 なんでだ?

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バーミャトニク・クニャジュ・ウラジミル


中国人に話しかけられた。 ロシアにてウォーシーリーベンレン。 クレムリンのチケットは700RUB。 本には500と書いてあったのに。 中国人多すぎ。

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大砲の皇帝ツァーリプーシカ

 

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聖堂広場


クレムリンから出る。 看板に書かれていたモスクワの観光案内所を探したのにここにはないと。 看板は古いのか? 赤の広場にあるポクロフスキー聖堂150RUB。

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ポクロフスキー聖堂

 

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グム百貨店の内装

 

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モスクワ市庁舎


カフェプーシキンにきた。

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カフェプーシキン


メニュー見たところ高い。 普通のメニュー表でランチメニューがなかったので、ランチが食べたいんですがといってみる。 ランチメニューが来た。 地球の歩き方にはランチメニュー620〜と書かれていた、が変更されたのか840と1260しかなかった。 水が出てきたがお金はとられるのか?

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前菜―ミモザサラダ


前菜。 卵とか入ってるけどよくわからん。 美味しい。 エカテリンブルクのレストランでは食べなかった謎の草を食べてみる。 あれは食用だった。 あんまり好きではない。 パン二つも金取られるのか? 黒パンとよくわからない固いパン。

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メイン―マッシュルームスープ


マッシュルームスープクソ美味しい。 とても濃厚なキノコの味。 臭み等食べにくさは一切ない。

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サブ―ペリメニ


なんのダンプリングだろう。 よくわからんけど美味しい。 下のポテトとソースと絡めると特に。 会計は1675RUB。 パンは無料だったけど水は取られた415も。 0.33リットルしかなかったのに。 宇宙博物館行こうとしてたけど今日は休肝日だった。 外の広場で休憩。

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プーシキン広場


観光に疲れた。 こう言う時にホテルだといいんだろうな。 少し歩いたところにナチュラシベリカがあるようなので寄ってみる。 ナチュラルシベリカにてお土産用の小さいやつ三つほど購入152RUB。 環状線に沿って歩きホステルまで帰ることにする。

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オルジェヌイ・ビジネスセンター

 

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スーハレフスカヤ駅前

 

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ロシア鉄道(旧鉄道省)


それすら疲れたのでたクラースヌィエ・ヴォロータからタガンスカヤに電車でかえる。 50チャージ。 ホステルでネックを見てウォッカを飲みながらチョコレート食べる。 ウォッカを飲み干す。 ねる。 この日のGoogleMapによると総歩行距離20km。なかなか歩いた。

15日目(2019/09/17)

5時前に目が覚める。 スマホが充電切れ。 シャワーを浴びつつ充電。 トイレが臭い。

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パン。中はゴマ。


ホステル近くのパン屋でなんらかのパンを購入278RUB。 69RUBと書かれていたので1つの値段かと思ったが、100グラム当たりの値段だった。 2日分の朝食になる。 美味しい。 半分は明日ように。 しかし、夜ご飯を食べていないからかハラヘッタ。 8:56 観光するところは大体10時からなので時間はまだある。 ホステルで時間をつぶす。 9時過ぎになったのでホステルを出る。 タガンスカヤ駅の周りを少し探索した。 宇宙飛行士記念博物館に向かう。 トロイカをチャージ100RUB。

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宇宙飛行士記念博物館外観


チケット150RUB。 小学生か中学生だろうか。 勉強しにきていた。

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観測衛星

 

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ガガーリン

 

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題名は忘れた

 

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全ロシア展覧会場


人の流れに沿ってみたけど寒かったし昼食に。 モスクワ市内のキーテシュに行く。

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キーテシュ看板。これしかないものだから見つけるのに時間がかかった。

 

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キーテシュ内装


この店でもランチメニューはあるかと聞いたら出てきた。 聞かないと通常のメニューが出てくるもんなのか、それとも観光客だからそうしてるのか。 全然読めないが注文。 セイロンティーが出てきた。 お湯に紅茶パック入れたものがそのまま出てきた。 雑である。 ランチメニューだから仕方ないのか。

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前菜


前菜とパン。 カブか。 カブとキュウリのマヨネーズ和え? ヨーグルトか。 パン美味しい。 食べ終わってないけどスープ出てきた。

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ウハー


ウハー美味しい。 そしてメイン。 こちらも魚でムニエル。

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ムニエル


全部で390RUB。 安い。 風呂に入るつもりはないがサンドゥヌィ浴場に寄ってみる。

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サンドゥヌィ浴場。おじさんたちが涼んでた。


東洋美術館に向かう。

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旧中央電信局

 

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東洋美術館


入場料400RUB。 人がいなくて良い。 手持ちの金が500を切る。 ロシアの美大生?が学びに来ていた。

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象牙の鷲。明治天皇大津事件で切り付けられたニコライ二世に送ったもの。


他にも東アジアの美術芸術品がたくさん。 面白かった。 お次はノヴォテヴィチ修道院に行く。 修道院に向かう途中に本屋を発見。 ロシア料理本を購入730RUB。

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外務省


ノヴォテヴィチ修道院は時間の問題で入れなかった。 修復中だったしまあいいや。 併設されている墓地に行ってみる。 墓地入るのに金がいるのかよ。 地球の歩き方には無料と書いてあるのに。 特にみたいものもないし退散。 ルジニキにいってみる。 小雨。

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ルジニキスタジアム


夕食を食べに行く。 シベリアで魚オームリを食べ損ねたのでオームリが食べたい。 クルスカヤ駅近くのシベリア料理専門店オームリヴァヤ・ボーチカに。

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クルスカヤ駅前

 

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オームリヴァヤ・ボーチカの内装


パンのゲシュタルト崩壊。 英語でbreadと言われ続けたのになんのこっちゃ分からなかった。 ついには日本語でパンと聞き返したのだが、向こうがbanと聞き間違いして何とかその場はやり過ごした。 ロシア人が英語を使ってたからか、疲れなのか。

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ベリージュース。酸味と若干の苦味が。

 

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サラダ。玉ねぎが辛いけど美味しかった。

 

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スープ

 

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ムース。酸っぱいけど美味しい。


よは満足1250RUB。 ホステルに戻る。 トロイカにチャージ100RUB。 くしゃみと鼻水がトマンねぇ。 風邪引いたのか? 明日からほんとうの冒険なのに。 この日のGoogleMapによると総歩行距離17km。ルジニキスタジアムまでがとても長かった。

16日目(2019/09/18)

7時前に目がさめる。 ネックの動画をみる。 メンズオープンまで。 11:30 チェックアウト。 コローメンスコエに向かう。 荷物を全部持っての移動はなかなかしんどい。 最後のチョコを食す。

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ローメンスコエ入口

 

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ヴォズネセニエ教会

 

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モスクワ川(リカ・モスクワ)

 

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なんかの建物


これでロシアの観光も終わり。 ドモジェドヴフスカヤ駅からドモジェドヴォ空港までバスで移動するので、駅に向かう。 駅降りたらすぐにバスがあった。 バスは値段わからなかったが周りの人をみて150と判断。 バスでさえカードが使えるみたい。 残り364ルーブルである。 14:40 いつのまにか着いた。 カウンターがわからないので案内の人に聞く。 チェックインは21時からだと。 現金を使おうとマックに来たのにメニューを選んでいくうちに現金以上の注文をしていてカードを使うはめに。 かつてはビックマックセット二つぐらいいけるだろみたいな感じだったけど今ではもう一つで充分。 胃が小さくなった。 インフォメーションにWi-Fi使えないか効いてみたけどダメだった。 別に眠くはない。 ただ本格的にすることがない。 自分のバックに座ってる風にスクワット体勢を維持したりする。 読みたくないけど論文を読む。 辞書ないし何いってるかわからん。 20:45 カウンターオープン。 受付の人のオンリーバクー?が何を求めているのかわからない。 バクー以外の都市にはいけないのかな。 無事出国。 水とクッキー180RUB。 23:10 搭乗始まる。 眠すぎて意識が飛びそう。 座席は広い。 三時間弱しか乗らないけど快適だろう。 隣が美女だ。 座席にはテレビはなく通路の上にある。 寝ていたらいつのまにか食事が。

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機内食


4時間程度のフライトなのに食事が出てくるもんなのか。 サラダドレッシングなしか? 苦味があって食べづらい。 原因はおそらくキャベツ。 肉はラム?のハンバーグ。 臭みが少しある。 おつまみセットか。 マスカットとオリーブそしてチーズ。 チーズは味が濃いけど美味しい。 デザートはチョコとアーモンドのパンケーキ。 美味しい。 パンは非常食としてお持ち帰り。 隣の美女はパンやおつまみはそっちのけで所持していたエムアンドエムを食べ出す。

22卒第一生命クオンツ・データサイエンティストコース本選考体験記

第一生命クオンツ・データサイエンティストコース本選考を受けた

第一生命クオンツ・データサイエンティストコースの本選考に応募した。本選考の内容や進行の仕方を記録に残す。インターンに参加した上での話であることを留意してほしい。

内容

  1. 第一生命クオンツ・データサイエンティストコース本選考を受けた
  2. 内容
  3. 筆記試験
  4. エントリーシート
  5. 面接
  6. 提出したエントリーシート

筆記試験

第一生命のクオンツ・データサイエンティストコースとアクチュアリーコースを受ける人は筆記試験を受ける必要がある。試験の内容は両コースで異なるため、この二つのコースを併願する人はそれぞれの試験を受ける必要がある。私はクオンツ・データサイエンティストコースしか受けていないのでアクチュアリーの方の内容は知らない。インターン参加者は模擬試験という名前で、2月中(22卒は2021/02/28だった)に受けることができる。本選考からの人は4月?らしい。関東の人は日比谷の第一生命の建物で、他の地方の人は各地方の第一生命の建物で試験を受ける。他の採用活動は全てオンラインで行われてきたが、さすがにこの試験だけはオフラインでやる必要があったそうだ。因みに、私は試験開始時間の30分以上前に日比谷に行き、会場周りをふらふらしようと思っていたのだが、電車の信号点検によって迂回をせざるを得なくなった。時間的余裕が一切なくなり、神が試験を受けるなと言っているのかなどと思いつつも会場に向かった。少しだけ遅刻したが、試験の運営の方が試験開始時間を遅らせて下さったため、きちんと試験を受けることができた。圧倒的感謝。
時間は60分。解くべき大問は全部で4つ。第1、2問は共通で、第3と4、第5と6がセットになっておりどちらかを選択する。共通問題の内容は前期教養(大学1年)でやるような微分積分、そして統計。私は無対策で全て解けたが、忘れている人はさらっと復習した方がいいかもしれない。絶対に落とせない。第3と4は金融工学に関する問題、第5と6は機械学習で使う統計に関する問題であった。私は問題を見たとき後者になじみがなさすぎて前者を選択した。クオンツだから前者を選ばなければならないというわけではなさそう。第3、4問の対策として、基礎的なポートフォリオやヨーロピアンオプションを勉強しておくとよいだろう。インターンでは基礎的なポートフォリオについては触れたものの、ヨーロピアンオプションについては一切触れていなかったので、自分で勉強しといて良かった。誘導が丁寧についており、その場でじっくり考えれば必ず解ける問題ではあるが、初見だと圧倒されるかもしれない。また、私の場合は共通問題を解くのに半分以上の時間を使っていたために小問一つ空欄、二つかなり適当になってしまった。他の人の出来は全く知らないが、遅刻したこともありこれは落ちたなと、試験終了直後に思った。そして気分転換にシェイクシャックでハンバーガーを食べた。美味しかったが高かったし油を食べている感覚だった。

エントリーシート

筆記試験の点数とエントリーシート及びWebテストを用いて書類審査が行われる。締め切りは2021/03/09。筆記試験で相当なえていたので出そうか迷ったが、神の意思を確かめるべく提出した。Webテストは玉手箱だった気がする。あんまり覚えていない。ただ、久しぶりのWebテストだったので渾身の出来ではない。エントリーシートの項目は以下の通り。

  • これまでの取組みの中で、最も自分らしさを表したと思える取組みについて2つ挙げ、それぞれの概要を記入してください。
    1. 1つ目50文字以下
    2. 2つ目50文字以下
  • 上記の2つの取組みの中で、最も自分らしさを表したと思える取組みを1つ選び、具体的な行動について記入してください。400文字以下
  • 上記の具体的な行動を踏まえ、自分らしさを表すキャッチフレーズを記入してください。20文字以下
  • 生命保険業界を選んだ理由と、その中で当社を選んだ理由を記入してください。300文字以下
  • クオンツ&データサイエンティストに興味を持ったきっかけおよびクオンツ&データサイエンティストとしてどのような仕事をしたいかについて記入してください。300文字以下

私が書いたエントリーシート後ろに載せる。

面接

2021/03/07の週にメールで通過連絡がきた。神は言っている。ここで死ぬ運命ではないと。個別面談会という名前で、エントリーシート等について聞かれるらしい。面接時間は約30分、オンラインで行われる。25枠用意されていた。

個別面談会1

2021/03/14の週に行われた。服装は自由と言われていたのでTシャツで受けた。みずほFTの常務である深谷さんとの面談。圧迫感はなくニコニコしながら話を聞いて下さり本当に良い人。 面接の初めに、「半分こちらから質問して、もう半分は聞きたいこともあろうから質問を受けつけます。」と言われ若干焦った。質問を一切考えていなかった。覚えている質問は以下の通り。

  • なぜ金融?
  • 金融工学知らない人にはあまり解けなさそうな問題なのに点数が良かったけど勉強してた?
  • なぜ就職
  • 経済に興味を持ったきっかけ、数学は好きだったか
  • ESに生存能力を試したってあるけどどういうこと

この記事を書いているときに気が付いたが、ESのクオンツに興味を持ったきっかけに対して答えていない。だから、バイサイドクオンツに興味を持ったきっかけを知りたがっていたのか。なぜ金融でなぜ博士に行かないのかはド定番。経済学部の授業受けたりしとくと、経済や金融に興味を持った理由が話しやすくなる。逆質問の際に人事部の方のアカウントを使っていらしたので、名前を間違えてしまった。失敬。深谷さんの顔は第一生命のパンフレットにも載っているので覚えておくべし。第一生命からみずほFTに行くのは三分の一ほど。しかも、入社直後に振り分けられるため採用時の面接等で決まるらしい。金融工学におけるホットトピックは機械学習・深層学習を使って非線形の式を解くことらしい。正直ただの統計に用いる話は陳腐すぎて聞き飽きてたので、この話聞けて良かった。
2、3日後にメールで通過連絡がきた。まだ死ぬ運命ではないのか。今度は人事部の方とエントリーシート等を基に個別面談会をするらしい。面接時間は30分、オンラインで行われる。13枠用意されていた。

個別面談会2

2021/03/21の週に行われた。服装は自由と言われていたのでTシャツで受けた。 女性の人事部の方との面談。面接の初めに、「前回の面接はクオンツの目線だったが、今回は人事としての目線から面接を行う」と言っていた。うなずきながら話を聞いてくれるし、圧迫感は一切ない。私の回答に対しての質問が多かったので形式的な面接ではなさそう。覚えている質問は以下の通り。

  • 自己紹介
  • (自己紹介に関して)言語を学ぶのが好きな理由
  • グローバル志向を持ち始めた背景
  • なぜ専門外の金融か
  • チームの経験
  • リーダーになるか
  • アルバイトの経験
  • (長期間続けていたアルバイトに対し)なぜ継続してきたか
  • (短期間で終えたアルバイトに対し)なぜやめたか
  • 受けてる会社の中での志望度
  • 志望順位
  • (他の保険会社に出していなかったので)なぜ他の保険会社に出さないのか
  • 最後に言いたいこと

結果連絡は4/1までに通過者のみにと。なぜ他の保険会社に出していないのかは勢いのある言い方だった気がする。第一生命以外の保険会社の資産運用部は明確にクオンツコースが設けられているわけではないし、みずほFTのように開発をする場所が無い。ただそれだけ。そして、志望度が高い理由は保険会社のクオンツだからですかと問われ、はいと。第一生命ならではの理由とか言うべきだったか。実際クオンツコースが確定している以外大して無いんだがなぁ。最後に言いたいことを聞かれたが、何も思いつかなかったので、「思いつかないので、特に無いです」と答えてしまった。はたして運命は如何に。
結果は...
人事部「連絡期限を過ぎた。お前はもう死んでいる。」
私「ひでぶ
(白文字にしているので空白のところを選択すれば見れます)

提出したエントリーシート

ガクチカは個人情報が含まれているため掲載しない。優れた文章ではないと思うがお手柔らかにお願いしたい。

  • これまでの取組みの中で、最も自分らしさを表したと思える取組みについて2つ挙げ、それぞれの概要を記入してください。
  1. 1つ目50文字以下
    英語が通じるかもわからない世界に単身で飛び込み生存能力を試した
  2. 2つ目50文字以下
    卒業研究における現状を改善するための挑戦
  • 上記の具体的な行動を踏まえ、自分らしさを表すキャッチフレーズを記入してください。20文字以下
困難な目標にも挑戦する覚悟と強さ
  • 生命保険業界を選んだ理由と、その中で当社を選んだ理由を記入してください。300文字以下
未来は分からない。人はいつか死ぬがいつ死ぬのかも不明だ。だからこそ、そのような不確定事項におびえるのではなく現在を生きるために、不安を和らげる保険が存在する。貴社の生命保険事業の成長戦略である、「万が一の場合」ではなく「長生きのリスク」に対して保険をかけること、は私の考えに比較的近いため貴社を志望した。また、貴社の資産運用事業の戦略、社会貢献を踏まえた資金需要への投融資、が素晴らしいと感じたからだ。確かに手段を問わなければいかようにも資産を増やすことができるであろう。しかしそうした資産は果たして生きていると言えるのか。機関投資家としての資産運用は、社会を発展させていくように運用すべきだ。
  • クオンツ&データサイエンティストに興味を持ったきっかけおよびクオンツ&データサイエンティストとしてどのような仕事をしたいかについて記入してください。300文字以下
数学の力をビジネスに役立てる仕事に興味を持っていたので志望した。未来の完全な予測は不可能であるが、仮定や条件から現在の事柄が未来に与える影響を評価すれば、大まかな傾向は予測できる。これをビジネスに適用することで、できるだけ利益を挙げるための行動は何かが無数の選択肢の中から導かれるのは面白い。クオンツとして、顧客との対話を通じて顧客の要望を金融の世界に定量的に落とし込み、顧客にとって最適な商品を提供したい。その過程において、複雑な金融商品をしっかりわかってもらえるように説明し、顧客の提案を取り入れるなど、顧客と共に商品を作り上げたい。信用の獲得には、顧客の真の理解が必要である。

22卒三菱UFJモルガンスタンレー証券(MUMSS)FE部本選考体験記

MUMSSのFE部本選考を受けた

MUMSSのFE部の本選考に応募した。本選考の内容や進行の仕方を記録に残す。インターンに参加した上での話であることを留意してほしい。

内容

  1. MUMSSのFE部本選考を受けた
  2. 内容
  3. エントリーシート
  4. 面接
  5. 提出したエントリーシート

エントリーシート

FE部の一次締め切りは2021年3月31日。エントリーシートの項目はインターンの時とほとんど同じであったため、コピペで済む。しかし、インターンと異なりwebテストがあった。玉手箱だったと思う。私はインターン参加前の2021年2月28日の週(3月の第1週)に提出した。エントリーシートの項目は以下の通り。

  • FE(フィナンシャルエンジニアリング)コースへの志望理由をご記入ください。200文字以下
  • 自己PRを教えて下さい。300文字以下
  • 学部卒業論文の内容、もしくは、演習/実験/研究の内容についてご記入ください。特に、①背景や目的、意義②新規性、創造性、工夫した点③研究結果とそれがもたらす影響について詳しく述べてください。400文字以下
  • 大学院にて取り組んでいる課題/研究の内容をご記入ください。特に、①背景や目的、意義②新規性、創造性、工夫した点③研究結果(ないしは期待される研究成果)とそれがもたらす影響について詳しく述べてください。400文字以下

私が書いたエントリーシート後ろに載せる。

面接

私はFE部のS&T課のインターンに参加したためテクノロジーとして呼ばれているのだろう。2021年3月21日の週にインターンの運営をしていた方から非通知電話が来てテクノロジーのシニアの方との面談を組んでもらった。また、私はもともとS&T課以外のテクノロジークオンツにも興味があることを言っていたので、クオンツの座談会にも入れてもらえた。S&T課以外のテクノロジーの方との座談会も組んでくれそうな雰囲気だった。

面談1(テクノロジーのシニア)

市場リスクの方。インターンの時にも少し話している。30分間の面談だったが後半あまり質問が思いつかず、沈黙が。2021年3月21日の週のうちに連絡が来て翌週の面談及び座談会の日程調整を行った。

座談会(クオンツ)

担当者がこれなくなったそうでなくなった。

座談会(アルゴリズム・先端ソリューション)

社員一人に対し、複数の学生での座談会。各30分程度、計1時間。質問しやすい環境でじっくり話を聞くことができた。

座談会(クオンツ)

先日なくなった座談会。1対1で30分。軽い自己紹介の後質問無いですかと。これはなかなか厳しいが、頭をフルに回転して何とか30分つなぎきることができた。

面談2

テクノロジーの課長との面談。学部と大学院の研究について聞かれた後、就活の状況について質問。研究については軽くと言われていたのに、長々と話してしまった気がする。さてどうなるか。

提出したエントリーシート

ガクチカは個人情報が含まれているため掲載しない。優れた文章ではないと思うがお手柔らかにお願いしたい。

  • FE(フィナンシャルエンジニアリング)コースへの志望理由をご記入ください。200文字以下
数学の力をビジネスに役立てる仕事に興味を持っていたので志望した。未来の完全な予測は不可能であるが、仮定や条件から現在の事柄が未来に与える影響を評価すれば、大まかな傾向は予測できる。これをビジネスに適用することで、できるだけ利益を挙げるための行動は何かが無数の選択肢の中から導かれるのは面白い。特に、金融は経済の土台であるため、ち密に積み上げられた論理のもとで客観的、数量的にリスク等を示す必要がある。

Wordで200文字。

  • 自己PRを教えて下さい。300文字以下
私の強みは精神力であり、減量で10キロ落とすことに成功した。食事制限はきつく途中でやめたくなることがあったが、モチベーションを保ち続け辛抱強く努力を続けることによって、成果を出すことができた。また、知的好奇心が旺盛で、気になることがあればすぐに調べ知覚世界を広げる。好奇心の対象は限定されておらず理系的なことだけでなく外国語等の文系的なことも学び、何かに活かせないか考える。そして、面白いことや新しいアイデアがでてきたらすぐに行動に移す。自分で学び得たプログラミング能力を使って研究におけるデータ解析の作業を自動化したり、英語すら通じるかわからない国に単身で行き自分の生存能力を試したりした。

Wordで295文字。

シベリア鉄道とコーカサス地方(2019/09/02~09/27)-中国編(2019/09/03~09/09)

媒体を移すことに

概要はジョージア編にて。ジョージア編には書いたがもともとはtexでpdfにしていた。しかし見にくいだけのただ重いファイルだったのでまだブログ形式の方が見やすいかなと。因みに、この旅(中国以外も)はWifiなしで行った。

1日目(2019/09/03)

飛行機を降りて、看板の指示に従って歩く。 指紋を取られるのか。 通り過ぎていく外国人も結構いるが、指紋取られても何の問題もないので一応くれてやる。

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指紋登録所

そして入国審査へ。 先ほどの場所で指紋を登録していないと、ここで少し時間がかかるようだ。 機場線の運行開始6:30まで待機しなけらばならないのだがまだまだ眠い。 ロビーにある椅子では横にならないし、荷物の心配もあって寝付けない。 wifiが欲しいフランス人(おそらく。英語の発音から)に話しかけられた。 空港のWi-Fiは中国の電話番号を持っていないと使えない。 小話をしたのだが、頭回ってなくて、あまり聴き取れなかったし適切な解答が出来ていないだろう。 申し訳ない。 暇だけど地球の歩き方を読む気にはなれない。 結局中国もほぼ日本と同じであり、漢字から読めなくても大体の意味は捕らえられるから観光には困らないだろう。 バッグをきにしつつ空港内を歩き回る。

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空港

とても寝にくかったが、なんとか十分とはいえないが寝た。 中国もエスカレーターは右か。 1時間早く改札所に行ってしまった。 椅子もないし立って待つしかない しんどい。 Wi-Fiにつないでいなかったためスマホの時間は変わっていないのだが、表示されていた時間を見て勘違いしてしまった。 耐え切って改札が開く。

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機場線改札

東直門まで25元。 東直門にて軌道交通2号線に乗り換え、ホステルの最寄である前門に向かう。

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前門駅地上。右手には天安門広場がある。

朝8時なのに騒がしい。 日が結構強いので寝不足の状態で一日耐えることができるのか。 ホステルに向かって歩いている途中で真っ先に気になったのが匂いである。 下水の匂いがどことなく漏れてきている。 一か所だけではなく町全体がそうである。 そして、特に歩いているおじさんに多いのが唾を道端に吐く事である。 生垣に向かって、とか下水口に向かってとかではなく、道に吐き捨てる。 後ろから歩いてくる人に当たるんじゃないかと思うほど、周りを気にせず道に吐き捨てる。 唾を吐き捨てるおじさんは北京市内では珍しくなかったが、匂いに関しては前門近辺のみであった。匂いに耐えられない人は別の場所にホテル/ホステルを取るべき。

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大柵欄西町。この通りにホステルがある。

スーパーがあったのではいってみる。 まずシャンプーと洗顔石鹸が欲しかったのだが、どれがそれなのか分からない。 店員らしき人にジェスチャーで教えてもらい購入22.9元。

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ホステル近くの超市(スーパーマーケット)

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右:シャンプーと左:洗顔石鹸

ホステルに到着。

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365Inn。今回使うホステル。

まだ部屋は用意できないということ(本来のチェックインは14時なので当然)なので、とりあえず大きな荷物だけ置いて観光に出る。 先ずはシベリア鉄道のチケットを旅行会社のオフィスまで取りにいかなければならない。 オフィスの最寄は軌道交通5号線の灯市口だが、地下鉄ばかり乗っていても面白くないので、隣駅の軌道交通2号線崇文門駅まで西に、そして、北上し適当なところで曲がって軌道交通1号線王府井駅、さらに北上して灯市口付近まで、と歩いて目指すことにする。

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前門。工事中。

崇文門に向かう途中、かなりお腹がすいた。 ここまで、韓国でドーナツを食べたきり何も食べていないからである。地元の人が入っていくパン屋を見つけたので、中に入る。 中国の食に対しては不信感を持っているが、人が出入りしているならば大丈夫であろう。 名前は読めず何が入っているかわからないが、見た目だけでパンを二つほど購入26元。

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パン

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崇文門地上。何の建物だろうか。

崇文門についたので道路に沿って北上。公園(東単公園)があったので寄ってみる。

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東単公園の広場

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東単公園内にて。健康遊具。


健康遊具で遊んでいるジジイども何やらが叫んでやがる。 遊具広場の一角にベンチとテーブルがあったので先ほど買ったパンの丸い方を食べる。中にはレアチーズとくるみが入っていた。 美味しい。 もう1つはまだ食べずにとっておく。 少し休憩して再び歩き出す。

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高そうなホテル。王府井駅近く。

王府井駅に到着。 王府井大街を進む。

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王府井大街


この通りにある、行きたかった場所の1つ王府井書店に行く。

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王府井書店


かなり大きい。 本屋のなかにでかいミントセットの販売所がある。

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励志。自己啓発より断然かっこよい。


各階に本を読む空間があって良い。 ここで茶経という本を購入28元。 書店から出てさらに王府井大街を進む。 通りに面したに人が並んでいたので、よく分からないがとりあえず並んでみる。 ソフトクリームを購入9.0元。 濃い抹茶で甘みよりも苦味を感じる美味しい。

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抹茶ソフトクリーム

 

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百貨店


金魚胡同へ。

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ペニンシュラホテル


東単北大街との交差点のところに目的地CITSの本社がある。

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CITS


1階の受付で切符を受け取ることができるのかと思ったら、対応してくださった方のいるところまで上がらないといけないらしい。 裏口から7階へ。 まさに仕事場って感じで、イヤホンをして仕事をしていた方に気づいてもらい、切符をもらいに来たと言う。 英語で問題なく切符を入手。

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シベリア鉄道北京発の切符


和宮に行きたいので、すぐ近くの軌道交通5号線灯志口駅から同じく軌道交通5号線雍和宮駅まで電車で行けるが、せっかくなので歩いて行こうと、東単北大街を北上することに。 道沿いにあった中国書店に入る。 いい雰囲気の書店だった。

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中国書店


灯志口駅の隣駅、東四駅まで歩いたところで、暑さに耐えかねて地下鉄に乗る。

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fast and furiousの広告。直訳。


電車を待っているときに、おじいさんに中国語で話しかけられる。 目的地までどの電車に乗ればよいのか、みたいな質問をされたが、中国語はわからないので、パスポートを見せて中国語は話せないと示す。

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和宮駅地上


ケンタッキー多いな。 クラクションめちゃめちゃならす。雍和宮へ。 チケットを購入。 学割が効いて12元。 お参りしている人が結構いるが、地元の人ではなく観光に来た人みたいだ。 水が尽きてしまった。 何個も門、仏殿がありけっこう広かったが、水の問題と歩き疲れたのもあり、とりあえず全部回ったが1、2個で飽きてしまった。

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和宮


近くにある孔廟・国子博物館に行くことにする。 孔廟・国子博物館への道、国子監街へ。

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国子監街への門


日陰だし、人通りも少ないので歩きやすい。孔廟・国子博物館到着。

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孔廟・国子博物館

 

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孔廟・国子博物館案内。日本語がある。

 

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孔子。英語ではConfusian。


観光地だから来てみたものの、水ないし寝てないし中国の歴史あまり知らないし英語の説明読む気起きないしで、あまり頭に入ってこなかった。 科挙で出題された問題の例等を展示すればいいのに(本当は存在し、見逃しているだけかもしれない)、興味がひかれない(故に覚えていない)展示ばかりで微妙。 彫が浅く見ずらい謎の石碑しか印象に残っていない。 見終え、外に出て、飲み物を買える売店を探しながら国子監街を歩く。

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学校。見た目が良い。


売店でコーラと水を購入8元。 地壇公園まで歩いていく。

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小道


地壇公園に入園1.0元。 学割が効いた。 方沢壇と皇祈室に入るには別途チケットが必要。 方沢壇と皇祈室に入るためのチケットでは学割が効かなかった5.0元。 方沢壇には何にもない。 ただ広くて正方形なだけ。 太陽が出てると日陰ないし、下は全面石で座ると熱いしで最悪。 それにしても疲れたので熱さを感じながら石の上に座って休憩したり。

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方沢壇

 

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地壇公園にて。やはり自然は落ち着く。

 

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皇祈室


地壇公園からは歩いて安定門外大街を南下し、軌道交通2号線安定門駅にのり前門駅まで。 疲れからか電車で寝てしまうも、幸いにして黒塗りの高級車には追突しなかった。 前門からホステルに帰るまでの途中の店で北冰洋汽水と炭酸水を購入9元。 北冰洋汽水は薄いオレンジジュースのような味。かなり飲みやすい。

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北冰洋汽水


15時すぎホステルにてチェックイン。 やはりイエスよりヤーが先に出てしまう。 シャワーを浴び、眠る。この日歩いた距離はGoogleMapによると12 kmぐらいだが、日が照っていたためかなり体力が奪われた。

2日目(2019/09/04)

同日20:37目覚める。 夕飯として小さい方のパンを食べる。 端にはレアチーズが入っていた。 怖いもの見たさで、かつての色町、八大胡同を訪れることにした。 人通りは多くないが、あまり明かりがない上、左右の道に小道が多くどこから人が出てくるのか分からないので、常に臨戦態勢で歩く。

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鉄樹斜街。八大胡同の1つ。


現在はただの住宅街であるが、結構怖い。 子供の声が聞こえると安心する。 まだ生存できると。 大通りに出た。 回って別の道から再び八大胡同に入ろうとするも、入口を通り過ぎてしまった。

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入口への看板

 

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百順胡同


21:42ふつうに住んでいる人がいるので散策が憚られるだけで特に何もなかった。 夜は明かりが少なく、色の華やかさが見れないので大した見所ではない。 明るいうちに行くべきだった。見どころのひとつ北京上林国際青年旅舎は現在はホステルである。そのため中の写真は取りづらいだろう。 ホステル近くのスーパーでヤンジンビールを購入6.50。 ホステル併設のバーで栓開けを借りて部屋で飲む。

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ヤンジンビール


非常に飲みやすい。 22:30ベッドの上で飲んでたら危うくこぼすところだった。明日は金山嶺長城に向かう。 地球の歩き方の情報によると、軌道交通2号線東直門駅から直接行けるバスと、軌道交通13号線望京西駅から金山嶺服務区そこから無料のシャトルバスの2つの生き方がある。 これは公共交通であり、ツアーバスも存在する。直接のバスは7:40発と朝早いが、もう1つの行き方は複数出ているので時間の都合がつきやすい。 また、値段も少しだけ後者の方が安いので、往路は後者を利用することにする。 復路は登ってから考える。 目覚ましをかけず自然に起きたら活動開始。ビールを飲んで再び就寝。 7:30に起床。 同室者はすでにいなくなっていた。 まだ1日しかたっていないのに財布見てお金があまりないことに気がつく。285元しかない。大丈夫なのか。  軌道交通2号線前門駅から東直門へ、そして軌道交通13号線に乗り換える。 乗り換え遠すぎ。 軌道交通13号線の列車は綺麗。 地球の歩き方には駅の南側にバス乗り場があると書いてあったので、駅の東口、西口を基準に南に進んだ。 バスはあるものの、停留所ではなさそうだし、行き先の看板もない。 地球の歩き方に載っている写真と異なる。 なので旅行会社のバスの運転手であろう人に話しかけ、これは金山嶺服務区に行くのかと聞いてみたら、否と。 仕方ないので駅の周辺を軽く散策してみる。 タクシーの人に何か言われたが拒否の意を示した。

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停留所の看板


看板を発見。この漆平行きに乗り途中下車をすればよいのだろう。どちらかというと駅の北側だった。10時発のに並ぶ。利用者は意外といるが、観光客らしき人は全くいなかった。 地球の歩き方を指差して金山に行くか確認してお金を払い乗車32元。

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切符兼領収書


このバスで北京からだいぶ離れたところに行くので少し不安だが、最悪遭難しても日程的に出国可能である。バスは結構揺れる。この振動で6パックになれる。 止まったので目的地かと思ったがサービスエリアだった。

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サービスエリア

何時出発かわからなかったが肉まんみたいなのを買ってバスに戻る20元。

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肉まんのようなもの

熱くてなかなか食べられない。12:00何が入ってるのかよくわからなかったが美味しかった。

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バスからの景色


何枚かバスから写真は取ったものの使い物にはならなかった。気づいたら、バスは終点の漆平に到着した。

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漆平のバス停


降りるべき金山嶺服務区で降りずに、座って過ごしてしまったようだ。 金山嶺服務区で誰か降りるだろうと思って待っていたけれども、終点まで行く人しかいなかったようだ。 バスに乗るときに金山嶺長城に行くか確認したから、金山嶺服務区に到着したら教えてくれるものかと勝手に思っていたがそうではなかった。 甘ちゃんであった。 お金を支払った人とバスの添乗員は別の人だったからだろう。バスの人に、金山嶺服務区に行きたかったんだと泣きすがったら、北京行のバスに無料で乗せてくれると。非常にありがたい。 14:30に無事到着。 本来は12時ごろにつくはずなのに。

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金山嶺服務区


無料のシャトルバスを探したが見つからない。 うろちょろしていると少し英語が話せるタクシーの人が寄ってきた。断って、シャトルバスを探しているんだと言うと、1、2年前はあったが今はもうないと。シャトルバスの存在は分からない。ないものと考えて、朝早く直通で行くか、ツアーに参加した方がよさそう。地球の歩き方には15時発のシャトルバスがあると書かれているので、15時までは待つと言って離れる。 15時まで待てど結局シャトルバスは来ない。 本当に今はなくなったのか。 タクシーの人がよってくる。 金山嶺長城の麓までは距離がある上道も複雑で、徒歩では2時間ほどかかるらしい。地図で見ると全然複雑ではない、が遠そうではある。だからタクシー乗れよと。地図も持っていないし、ワイファイもないのでどうしようか。

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眼前にして


時間的に今日登って下山するのは厳しそうだ。今回登山するのは諦めて、とりあえず北京まで戻りたい。北京へのバスを待つ。18元しか差がないのだし、入り口まで直接行く方に乗ればよかった。 なかなかバスが来ない。来なかったら来なかったでここで寝泊まりするだけなのだが。タクシーの人が寄ってくる。もうバスはないと。金山嶺長城の麓にある小屋に泊まるしかないからそこまでタクシーに乗せてやると。聞き流す。売店で水を買う3元。16:00バスが来た。押しかけたがダメだった。全席予約済みのこと。タクシーの人が、もうバスはなく北京に帰る方法がないのだからタクシー使えと。タクシーの人に頼もうかと思い始める。 が、金がないと言って断り続けた。タクシーの人は、金がないなら何をしに来たんだと、言ってきたが適当な返事をする。16:30粘って待ったらバスが来た。金がないからこそ粘れた。あったら払っていただろう。かなり焦っていた。たとえ寝る場所があったとしても帰る為の運賃がない。切符を売るお姉さんが呼びに来てくれて本当に助かった。かなり運が良かったが、この運は引き寄せるべくして引き寄せた。帰りたいという意思を強く持つことが大切なのだ。バスに乗り北京への帰路につく50元。 今日は精神的に非常に疲れた。美味しいご飯でも食べよう。せっかくだし北京ダックを。

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バスより。北京に入ってから。


軌道交通2号線東直門に到着。イーカートンにチャージをし前門まで帰ってくる10元。 便宜坊鮮魚口店に。

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便宜坊鮮魚口店


慌ただしくコックが北京ダッグを持って往来している。飲み物としてヨーグルトを注文。

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北京ヨーグルト


ヨーグルトのコップが欲しいと言ったら笑われた。 直接飲めというのか。 家にいるときだったら普通に飲むけども。 美味しい。 飲みやすい。 日本のヨーグルトドリンクに近い。 日本のよりは粘性が高いけども。 続いて北京ダックと炒飯を注文。 北京ダッグを席の近くで切ってくれるのだが、後ろ側だったので面倒だしあまり見ていない。

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北京ダック


お手本として初めの1つは店員さんが巻いてくれた。 横浜中華街で食べる安い北京ダックより断然おいしい。 たれが特に違う気がする。 次いで来た炒飯。

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炒飯


ほぼ味付けなし。 中華街のほうが美味しい。 そして、結構量が多く、一人前ではない。 のどが渇いたので水も注文。 ペットボトルがそのまま置かれた。 満腹。 食べきれなかったので打包(持ち帰り)することに。

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打包


ホステルへ。

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鮮魚口街1

 

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鮮魚口街2

 

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鮮魚口街3


そこらへんに唾を吐くおっさんは殴りたくなるがいい街である。 就寝。

3日目(2019/09/05)

3:45夜中に突然鼻血が出てくる。 鼻血が止まったかと思えば今度は腹痛。 今日は盧溝橋に行く。 軌道交通7号線で北京西駅まで、そして軌道交通9号線六里橋駅、軌道交通10号線西局駅、軌道交通14号線園博園駅に行き、そこから歩いて盧溝橋まで向かう。 8:30に出発。 ホステルから歩いて珠子口駅に行こうとしたが、見つからなかったので虎坊橋駅まで歩く。道を一本勘違いしていた。 駅にてイーカートンをチャージ10元。 北京西駅は北京市の外れにあるのに結構でかい。 園博園に到着。

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園博園駅


ここからは細かいマップがないので、感で歩く。

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公園

 

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ずっとこんな感じの道である。本当にたどり着けるのだろうか。

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盧溝橋入口


着いた。 学割が効いて入場料半額になる10元。 座って昨日打包した北京ダックを食べる。

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盧溝橋1

 

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盧溝橋2

 

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盧溝橋3

 

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盧溝橋4


盧溝橋の英名がマルコポーロ橋なのが気に食わないけど、きれいな橋だった。 軌道交通14号線大瓦窯駅を目指して歩く。

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途中に中国人民抗日戦争記念館に寄ってみる。

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中国人民抗日戦争記念館

 

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入場料は無料だが、外国人の場合パスポートを見せる必要がある。 日本人だと分かると少し驚いたような顔をしていたが、普通に入れた。内部は撮影禁止だったので写真は取っていないが、日本軍と中国軍の戦いが写真などの資料とともに展示されている。 説明に日本語はなく、英語を読んでいたのだが、読むのに疲れてふらふらとまわった。 事実が述べられており、思想の偏りはそんなになかったように思える。この時代に中国で活躍したドイツ人の展示もあった。 中国の小学生がここに勉強に来ていた。 見学し終え、再び歩いて軌道交通14号線大瓦窯駅に向かう。

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大通りが見えるがそっちに行くかどうか。クラピカ理論にしたがって迷ったら左を行く。

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小道のようだが、本当に駅にたどり着けるのか。 大通りに出た。 しかし、駅や線路らしきものは一向に見えない。地元民らしき人に、地球の歩き方を指さし身振り手振りで駅への道を聞いてみる。 今向かっている方向であっているらしい。

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こんな感じの道をしばらく歩く。 見えた。

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大瓦窯駅前交差点から


軌道交通14号線に乗り西局駅に、そして軌道交通10号線で公主墳駅へ。 玉淵潭公園に行く。学生証が効いた1元。

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玉淵潭公園。公園外の橋から。

 

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玉淵潭公園地図


あぁ~いいっすね~。

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自然


ここで休憩、今日のこの後の行動を決める。 天安門広場に行くことにする。 水がなくなった。 行きかう人のほとんどが北京反恐と書かれたTシャツを着ている。 なんだろう。 イベントでもあるのかな。 喉が渇きすぎて死にそう。 軌道交通1号線軍事博物館駅まで南下したので、天安門東駅まで。 地下鉄の窓の外から広告が見えるが、トンネル内にパネルがあって広告が列車の速度に合わせて走ってるようだ。 しかし、速度差がありすこし電車の速度より遅い。 自販機でスプライトを購入5元。 天安門天安門広場に入るためにはメトロに比べて何倍も厳しい手荷物検査がある。 パスポートを見せ、バッグに入っていた地球の歩き方を開いて確認される。

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天安門広場より

 

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人民英雄記念碑


天安門広場を抜けて前門大街に。

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カンフーパンダ

 

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スターバックス

 

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前門大街


喉乾いたし暑いし歩き疲れたので呉裕泰前門休閑駅站でお茶でも飲んでゆっくりしよう。国営企業のようで、呼び込みが全然ない。 なので、良さげな店なのに客がほとんどいない。 が、中に入るとしっかり接客してくれる。 商品が並べられているだけで、茶店がない。店員に聞いてみると2階のようだ。 人が来ないからかエレベーターが全く動いていない。 自動で動き出すわけでもなく、止まっているエスカレーターを歩いて登る。

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呉裕泰前門休閑駅站


1階に人がいないのに2階に人がいるわけがない。 とてもいい雰囲気なのに客が少ないのはもったいない。 様々な種類のお茶を楽しめるようだが、折角中国に来たのでジャスミン茶にしよう。 ただジャスミン茶でもかなりの種類があり、選ぶのにも一苦労。 メニューには英語表記がある。 棘と書いてあったジャスミン茶を注文48元。

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ジャスミン


/杯と書いてあったのでそんなにするのかと思ったが、杯は湯呑ではなく急須のようだ。杯の中には茶葉が入っており自分で何度もお湯を注いで飲むタイプ。 香り渋みの強いお茶だ。 ゆっくりと明日以降何をするか地球の歩き方を見て考える。 手元にあるお金は残り99元。 何ができるか。 陶磁器は熱が逃げにくくて良い。 知らないうちに蚊に刺されまくってるし、日焼けがすごい。 何度お湯を注いだか忘れたが、最後の一杯はもはや色だけで最初に感じた香りなどが全くない。 人が全く来ないので永遠に居続けられる。 トイレは若干古びた匂いがしたけど普通に綺麗。 何故か女子トイレのドア全開。 一旦ホステルに戻る。 16:30ごろ部屋に戻り昨日のチャーハンを食べる。 美味しい。 若干納豆のような粘り気があった気がしたが、納豆やヨーグルトといった発酵食品を普段から食べているので何の問題もない。 容器を洗って再利用しようかとしたが、油まみれで洗っても落ちないので捨てることにした。 休憩がてら荷物の整理をする。 シベリア鉄道のチケットにドイツ語があるのは、中国で戦時中活躍したドイツ人(中国人民抗日戦争記念館で特集されていた人か?)がいるからだろう。 オフラインのためイルクーツクの気温情報が入ってこないのは心配である。お腹はあまり空いておらず特にすることがないので、地球の歩き方の後ろにある中国語を眺めたりする。 直ぐにあきたので、グルメストリートと書かれている門框胡同に行ってみる。

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門框胡同


雰囲気は良いが、ここで食べ物を買おうとは思えなかった。 特に何もせず、またホステルに戻る。 21時過ぎ、ベッドで横になっていたら、部屋に新しい人が。 韓国人で、空港から直行してきたのに明日の朝には北京を出るらしい。 まだ夕飯を食べていないそう。 暇だったので一緒に外に出る。 謎のジュースを飲み、芋の何かをシェア。

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芋の何か。(豆花2号という名前らしい。)


かき氷をイメージしているのか、砕いた氷が入っており汁は甘い。 そして天安門にいく。

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天安門


なぜかドイツの国旗が掲揚されている。 先ほどのやつとも関係があるのだろう。 ホステルに戻り、ベッドに座ると眠気が襲ってきた。 就寝。この日のGoogleMapを見ると、約19 kmも歩いている。

4日目(2019/09/06)

韓国人のアラームで起きる。 シーツに血がついていた。 蚊に刺されたところを掻きむしったためだろうか。 韓国人がホステルを出るときに、名刺をもらう。 今日は蚊対策で暑いが長袖を着よう。 天壇公園に行くことにする。 朝食どうしようか。 駅に向かう途中でタルトを買う。 3個で10元。

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カスタードタルト


珠市口駅まで歩き、軌道交通8号線に乗って天橋駅に。 駅を出てすぐにある。 着いた。

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天壇公園地図


共通券に学割が効いたので半額に17元。

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天壇公園1


よい。 お腹もすいたので、ベンチに座って先ほど買ったタルトを食す。 あまり甘さのないカスタード。 美味しい。 目の前に踊っている人がいるのだが、なぜもっと安い他の場所でやらないのか。 他の公園なら数元で入れるのに。圜丘に向かっている途中に気づく。チケットがないと。 タルトを食べた時に仕舞い忘れたか落としたか。お金があれば買いなおすのだが、ない時に限ってこれは痛い。下を探しながら先ほどいたベンチにまで戻る。 あった。 ベンチに落としていた。再度圜丘まで。

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圜丘入口

 

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圜丘


登ったところ。 邪魔くせえ。

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圜丘2


そしてすぐ北にある皇穹宇に。

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皇穹宇


さらに北にある祈年殿に。

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祈年門

 

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祈年殿


これだよ見たかったのは。 公園を散歩しよう。

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自然


リスがいた。

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リス

 

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自然


ホステルまで歩いてみよう。 日が強い暑すぎる。 水もなくなった。

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橋。万有引力、静止質量エネルギー、平均値の定理。何かの暗号だろうか。


水ないし、お腹すいた。 セブン発見。

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セブン

 

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お菓子


日本の食料品等も販売されている。 紅茶とツナマヨのおにぎりを購入8.50元。

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レモンティー

 

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おにぎり


紅茶は結構甘い。

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ローソン


ローソンもあった。 呉裕泰にて、シベリア鉄道乗車中に飲む用のティーパックを購入27元。

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ティーパック


ホステル近くのスーパーで水を購入3.5元。 1.5Lで0.5Lと0.5元しか変わらないのなら、初めからこっちを買えば良かった。

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シベリア鉄道の持ち物としてカップめんが良いと誰かのブログにあったのでカップめんを購入。 どのカップめんがいいのか分からないし、日本企業のなので日清も買っておく。 食べ終わったらマグカップにもなるし。 3日間だし2つあれば持つだろう。 はし持ってないし買っておく。

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カップめんとはし


部屋でおにぎりを食べる。 日本のツナマヨとはちょっと違った気がしたが、おいしかった。 ホステル備え付けのバーには冷えたインジンビールがなかったので寝ることにする。 寝れずに地球の歩き方を見る。 新しい同室者がくる。中国人ポカったので中国語で日本人だと言おうとしたら英語でどこ出身かと返された。 中国語の発音を勉強せねば。 香港から来たらしい。すぐに部屋から出て行った。今日の夕飯は水で耐え忍ぶ。腹減っているせいかなかなか寝れない。同室者は4時半にはもういなかった。蚊との戦いで全然眠れん。 蚊は絶滅せよ。 布団で包んだら音がしなくなった。この日は大して観光はしていないな。

5日目(2019/09/07)

他人のアラームで目がさめる。 それにしてもこんな朝早くからどこに行くのだろう。 シャワーを浴びる。 風呂に入りたい。 トビリシで温泉に行くか。 チェックアウトする。 デポジットとして預けていたお金が返ってくる。

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旅立ちの朝


エモーショナル。 8:10 手荷物検査に並ぶ。

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手荷物検査


8:51 ようやく検査を終える。 バックに1.5リットルの水入れてたら笑われた。

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毛主席


天安門を抜け、ついに北京一番の観光スポット故宮へ。

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午門


学割で半額になった30元。 パスポートがチケットの代わりとなる。 午門を抜けるとそこには。

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故宮1


東側。

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故宮2


この門を抜けた先には展示室があるのだが、今日は閉じていた。 併設のお土産売り場は空いていたので覗いてみると、掛け軸とかたかそうなが置いてあった。 そして西側へ。 こっちの展示室(武英殿)は開いているようだ。

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武英殿

 

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父の由来

 

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日本人の論文


中国の考古学に日本人も貢献しているようだ。 午門に登れるみたい。 ここでは自然(主に花)が育んだ中国文化について展示されている。

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花的詩(花の詩。これは偽物の中国語。)

 

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展示室


ここは冷房が効いていて涼しい。

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造花の盆栽?


素晴らしい作品がたくさんある。 人が多いので、立ち止まって眺めることはせず、流し見て先に進む。

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午門の上から


もう一つ同じ題の展示が。

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花瓶


白に紺。 この色合いとても良いと思う。

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角楼


城壁の上にも建物が。 城壁から降りて宮殿を見んとす。 故宮の中心、太和殿。

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太和殿

 

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故宮3


暑くて人が多いし疲れる。 見てないところもたくさんあるが早めに切り上げる。 流石にイライラする。 特に狭いところを通るのに日傘を閉じない中国人。 蹴飛ばしたいぐらいだ。 北京観光最後、景山公園行って観光終わりにしよう。学割が効いて半額1元。 日本人の老人が団体ツアーで来ていたようだ。

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景山公園

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景山公園2


こんな感じの道を登っていく。

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故宮。景山公園から。


故宮が見渡せる。 見たいものはすべて見たし昼食食べてホステルに戻り荷物を回収しよう。

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観光バス

 

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ローカル感が強い。

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悦賓飯館


細い道にあってわかりづらい。 1人だったので相席。

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豚肉


ハムのような味がする。 ご飯も付いてきた。 タレは酸味が強い。 美味しいけど後半飽きる。 オレンジジュース込みで72元。 今着ているシャツ、鼻血の後も落ちないしタレも少し飛んだしもう寝巻きにしかできないな。 軌道交通5号線東四駅まで歩き、ホステルに戻る。 非常に眠い。 次来た時は万里の長城制覇しよう。 ホステルをチェックアウト。 チェックアウトしたホテルのミニバーで青島ビール15元。

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青島ビール


15だと?スーパーの冷えてないヤンジンビール3本分だぞ? 冷たいのが飲みたいから買うけども。 うまい。 14:30 出発。 イーカーテンをチャージ10元。

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北京駅


夜になるとライトアップがすごいらしい。 鉄道乗車券を持っていないと中に入れないようだ。

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北京駅中


待機室があるようだ。 インフォメーションに聞きに行くと2階の8番だと。

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待機室


空いてる椅子に座る。 いやあ快適。 まだ6時間以上あるので寝よう。 最初K3早朝発のにしてたけどこっちになって良かった。朝絶対起きれてない。なんかアナウンスされても絶対にわからない 今更滞在登録(レギストリーツィア)不安になってきた。 でもどうしようもないし放っておこう。 どこに行けばいいのかわからないが8時まで待つ。 流石にすることなさすぎて暇。 水やお湯を無料で提供してみたいだ。 カップ麺を食べている人がいる。 ヒゲが。 ヒゲのせいでロシアで職質されて滞在登録ないとかで拘留されたりしたら渋い。 隣で2人で500ビール缶4本空けてやがる。 しかも片方はカイジで小物悪党として出てきそうな顔。 スパイシーな肉の匂い。 たまらん。 搭乗口の近くに移動した。 欧米的な顔つきの人がちらほら。 彼らもまたシベリア鉄道の乗客であろうか。 なぜ椅子にゴミを置き去りにする。 考えられない。 隣が食べているのはドラゴンフルーツだろうか。 真っピンクに黒色の種が散らばっている。 自分で購入することはないが、他人が食べているのを見ると美味しそうに見える。 新しく来たおじさん、炭酸の吹きこぼれをそのままにしてやがる。 隣のおじさんは吹きこぼれを気にしてたが。 なんだあのカスは。 スマホの充電器を持ちながら歩いて何か言っている。 充電させてあげるよか充電器売るよ。 そんなことしてる暇あるなら普通に働け。 18:43 たくさんいた中国人もいなくなって行った。 南通、杭州に行きたかったのか。 早く乗車して寝たい。 マナーのなっている人もいるようだ。 それにしても腕に関羽の刺青とは面白い。 する事ないのでペックバウンスで空気を循環(動画参照)。 寝たいんだけど座った状態でねれないし、周りが信用できないからしんどいんだよなあ。 暇すぎ。 左隣の人の映画を見る。 右隣に座ってきた人の腕にも故人の顔の刺青が。 流行ってんのか? 21:55電光板を見たら電車が消滅。 駅員に聞くと乗車口が変更されたようだ。 乗客は東洋人しかいない。 欧米人は上海に行ってしまったのか。 23:00満を持してついに搭乗開始。

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シベリア横断鉄道


ルーブル表示。 乗務員もロシア人。 中国語を話す人もいる。 ようやくだ。

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2等車

 

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階段。これで上に登れというのか。

 

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時刻表

 

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トイレ


中国人のおばさんと同室。 北京からに住んでいるそうだ。 暑すぎる。 電車が動き始めるまで冷房なしと。 北京からの同じ号車の乗車は我々2人だけらしい。 車内販売の支払いはルーブル。 使い捨てスリッパをもらってしまった。 外は真っ暗でほとんど何も見えない。 ベッドの大きさとしては、172でちょうどいい感じなので180ある人にとっては足りないかも。 荷物を収納して就寝。万里の長城を登る以外の目的で北京に来ることは二度とないだろう。

6日目(2019/09/08)

7:50眼が覚める。

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錦州(Jinzho)と瀋陽(Shenyang)の間


レストラン(食堂車)を探しておきたい。 おばあちゃん、げっぷする。

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瀋陽

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牽引車?。共産党?号。

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瀋陽駅2


瀋陽って栄えているのか。東北地方最大の都市らしい。知らなかった。札幌市、川崎市浜松市佐世保市姉妹都市だと。 列車は動き出す。 寝てたらいつのまにか長春(Changchun)に到着していた。 起きた時には列車が出発し始めてた。時刻表とCITSにある予定表のイルクーツクの到着時間が違う...。 イルクーツク自体はそんなに観光するところはないからいいのだけど。

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入出国カード


入国カードが配られる。 2号車後方(進行方向に対して)に食堂車を発見。 中国の食堂車で支払いは元のみ。 残念ながら手持ちに元はもうない。 まあ明日の朝に食堂車はロシアのものに変わるはずだし明日になったら再び行こう。 メニュー見た感じ高くても40元で30元程度が基本。 食堂車に向かう途中には1等車があるが2等の部屋が2人用になり、上段のベッドがないだけだった。 2等でも困ってないし十分だろう。 お腹が減ったし、北京で買ったカップラーメンでも食べるか。

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日清


日本のものと仕組みが違う。 てかフォーク付いてるなら最初から書いといてくれや。 箸買わずに済んだのに。 美味しい。 シュリンプ味はそんなに感じないけど。 底面壁面にへばりついてたコショウ等を洗い流しマグカップに。

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日清マグカップ


このマグカップの良いところは熱がすぐに逃げること。 お茶が染み出したタイミングでちょうど良い温度になっている。 一杯目は汁風味のジャスミン茶。

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机の上


ロシア語を勉強したりしなかったり。 隣は乗務員室なのだが、笑い声が聞こえてくる。 同室のおばあちゃん、朝ごはん食べてからずっと寝てるけど大丈夫かな。 哈爾濱(Harbin)駅に到着。

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哈爾濱駅

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食堂車1

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哈爾濱駅2


先頭の4つはモスクワまで。 それ以降は満州里まで。 満州里で三時間の待機時間がある(時刻表を参照)のは車両の繋ぎかえと入国審査があるためだろう。 おばあちゃんがクラシック鳴らし始めた。 聞いたことあるはずだけど曲名がわからない。 駅に早く付いたからかなかなか出発しない。 おばあちゃんがキュウリ生齧りで食べだした。 15:10には到着していたぞ。 時間通りに動き出す。 2杯目のジャスミン茶。 汁の風味はだいぶ抜けたが、まだ残ってる気がする。

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松花江。哈爾濱駅出発してすぐ。


特に食事をとるわけではないが食堂車に行く。

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食堂車の内装


祖父母の家の厨房のような匂いがする。 髭剃りたい。 野菜や果物など新鮮なものが食べたい。 昂昂渓(Anansi)駅に到着。時刻表にはAnansiとなっているが正確にはAngangxi。GoogleでAnansiと検索しても出てこないので、GoogleMapで検索したらAngangxiと表示されていた。ちなみに、昂昂渓があるチチハル市は宇都宮と友好都市である。

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昂昂渓駅にて。ふつくしい...。

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昂昂渓駅


18:45腹が減った。 カップラーメンがあるけれども耐えなければ。 ここで消費してしまうと後がきつい。 緑茶を飲んで耐える。 もはや汁の風味は感じない。 お湯の入れすぎで薄い気がするけど。

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おそらく嫩江(のんこう)


ロシア語難しい。 寝たいときに寝れるっていいな。 満州里で起きていたいので空腹に耐えつつ寝ることにする。 が寝れない。 なんでこんなに寝れないんだ。 空腹か緑茶のせい。 今まで空腹はこんなに長時間堪えるものではなかったのになぜか長引いている。 今までと食事量は大差ないはずなんだが。 北京市観光中はジュースでエネルギー補給してたからか。 しかし観光に比べて圧倒的にエネルギー使ってないぞ。 空腹状態になったのなら、脂肪を使え。 全然絞れてないぞ。

7日目(2019/09/09)

3:03起床。 空腹は収まっていた。 少し寒くなってきたなと思ったら16度だった。 給湯器のお湯が少しぬるい。 ロシアの水道水はそのまま飲めないそうだが、これで飲めるのか? わからないが飲む。列車内で利用できるお湯は浄水が使用されており、温度に関係なく飲める。3:58 満州里到着。

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満州里駅

 


白色灯がついた。 つくなら最初からつけてくれ(これまで夜でもオレンジの薄暗い蛍光灯しかついていなかった。勉強しづらいので寝るしかなかった。)。 出国審査官にパスポートを渡してから結構待たされる。 スーパーハングリー。 中国人のおばさんが持ってた予定表には俺の予定通りの時間、すなわちCITSにある予定表、イルクーツクへ着くと書かれていた。 列車の時刻表とどっちが正しいんだ。 時刻表の方が正しい。 満州里の発音の仕方を教えてもらった。 パスポートが返却されないまま動きだしたぞ。 止まった。 食堂車以降の繋ぎかえを行うために車両を前に出したのか。 今度は逆走しだした。 衝突、音信号後再び前進。 前に行ったり後ろに行ったり。 一体何をしているのやら。 窓を開けたら寒かった。 6:50 ようやくパスポートが帰ってきた。 おばあさんがロシアの入出国カードの書き方わからなかったので教えてあげる。 途中ブードゥイ(不対、「違う」)と言ったら笑われた。 そんなのは知っているのかと。 中国の出国カード回収されなかったけどいいのかな。

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満州里駅2

 

22卒みずほ証券グローバルマーケッツ部門(クオンツ)本選考体験記

みずほ証券グローバルマーケッツ部門本選考を受けた

みずほ証券グローバルマーケッツ部門の本選考に応募した。本選考の内容や進行の仕方を記録に残す。一部批判的な内容も入るかもしれないが、人事部の人たちへの不満ではなく、こういう制度を作った人たちへの不満である。就活は嫌いなので。
グローバルマーケッツ部門の中でも、私は特にクオンツを志望しており、インターンにも参加した。その上での話であることを留意してほしい。

内容

  1. みずほ証券グローバルマーケッツ部門本選考を受けた
  2. 内容
  3. エントリーシート
  4. 面接
  5. 提出したエントリーシート

エントリーシート

スタート特定型の一次締め切りは2021年3月9日。インターンの参加者は一次締め切りで出すように言われていた。私は、インターンに参加したとき人事の方から、「締め切り直前にはたくさんの応募があるから一つ一つに時間かけてられない。もしかしたら時間かけられなかったせいで、縁が無かったとなるかもしれない。だから余裕をもって出すべきだし、本当に志望しているなら早めに出すよね。」みたいなことを言われていたので、それならと、3月1日0時に就活が解禁し、マイページが本選考用に切り替わってから4時間後にエントリーシートを提出した。Webテストインターンの時のものを使いまわしたのでこの時点でエントリー完了。おそらく最初の応募者であろう。一字一句、言葉を選んだ背景まで読み取ってもらえただろうか。
エントリーシートの項目は以下の通り。

  • 「学生時代に力を入れたこと」400文字以下
  • ご自身が選択したコース(※)の志望理由と、みずほ証券を志望する理由を400字以内で入力してください。(コース:GIBコース、GMKコース、RCUコース、ITRMコース)400文字以下
  • 「あなたが考える日本の課題や問題点をとりあげ、当社グローバルマーケッツ部門で何を実現したいか」を400字以内で入力してください。400文字以下

私が書いたエントリーシート後ろに載せる。

面接

エントリーシートの提出から約二週間たった後(一次の締め切りから一週間)、非通知で電話(何回か電話取れませんでした。わざわざ非通知を外してかけていただいたこともあったのに。すみません。)が来て2021年4月の初めに社員とのプライベートセッションと。おせぇ。 エントリーシートの連絡は早めに出したがゆえに遅く感じてしまうのはしょうがないが、最初の面接が約三週間後?なんじゃそりゃ。経団連の意味不明なルールのせいで、3月に一斉解禁なのも意味不明だし、日系企業の新卒採用は遅すぎる。6月までたらたら選考する気なのかな。新学期入って授業が始まるから色々受けてみたいし、学会も近づいてくるから研究にも取り組みたい。修士で就活する人は大抵修士一年の夏から就活しているし、修士一年の間にほとんど終わるようにして欲しい。

プライベートセッション1

面接というよりは面談。面談の注意事項に内容をネットに書くなとあった。2021/04/04の週に電話が来て次は人事面接とのこと。70分もあるそうだが何をするのか。エントリーシートをかなり掘り下げるのかな。そして、クオンツとは独立してトレーダーの方の選考もするそうで。今までトレーダーの方とは一切話したこと無いので本当に0から。就活を早く終わらせたいのに長引きそうだ。

面接2

プライベートセッションなのか面接なのか、呼び方はようわからん。人事部の方と人事部の部長と各30分程度。人事部の方との面接では最初に就活の状況、志望度を尋ねられた。私はクオンツにしか申し込んでなかったので、クオンツになれなかった場合はどうするかを聞かれた。そして、クオンツは既に枠が埋まっておりほとんど可能性ないと。グローバルマーケッツの他の部門だったらまだ可能性はあるので他の部門で選考を進めてはどうかと言われた。さすがになえた。トレーダーの方でも選考進めますと言われたのはそういうことだったのか。はっきりと言ってくれたことは良かった。サイレントだと向こうのスタンスが全く分からないし、就活生を無下に扱っているように感じられる(なぁ、SMBC日興証券さんよぉ。)。 クオンツ以外の道に進むことを承諾したら、良い人と言われたが、すこしイラっとした。企業にとって都合に良い人ってことでしょ。トレーダーかストラクチャリングかははっきりとは決まっていないと言ったら、できるだけミスマッチが無いように社員に合わせると。
その後、人事部の部長との面接。いきなり自己紹介と自己PRを求められて、何も準備していなかったのと、なえていたのもあって頭が回らず、かなりしどろもどろになってしまった。他はなぜ金融かとか現在の専攻と全く異なるが良いのか、その他自己PRに関連した質問。どれもスマートに答えられなかったので、あぁ落ちたなと思った。逆質問では評価方法について尋ねた。収益部門では収益の割合が大きくなるが、それだけではなく定期的に上司とともに目標を立てて取り組み方やその達成具合も評価につながると。
その日のうちに電話が来て、次は2021/04/11の週に対面でセールスの部長とストラクチャリングの部長と90分ほどの面接を行うと。電話の時にトレーダーの方とも話したいと言ったら、数日後に同日にトレーダーの方との面接を組んでくださった。

面接3

先ずは午前中にストラクチャリングの方、セールスの方との面接。表情が見えた方が良いということでフェイスシールドが用意されていた。30分二回、間に10分休憩。私の一人目はストラクチャリングの方。入室して最初に思ったのはアクリル板がある上に距離もあったのでそんなに対策する?ってこと。債券・クレジットのストラクチャリングの部長をやられている方で、比較的典型的な質問が多かった気がする。覚えている限りの質問は以下の通り。

  • 長所と短所
  • 大学生活を通じて分かった自分
  • 仕事をするときに、人からの感謝が原動力となるのか、それとも自身のやりたいことが原動力になるのか
  • ストラクチャリングの仕事のイメージ
  • 10年後の金融業界
  • 逆質問

とある質問で途中で言葉に詰まってしまい、質問に答えきることが出来なかったのが悔やまれる。最後に金融の未来について聞かれたときは少し戸惑った。 IT企業の金融への進出とそれに伴う、金融業界の会社の在り方の変化についてしゃべったが相手はあんまりピンときていなさそうな感じがした。そりゃそうだわ。その場で適当に考えながら話してたんだから。逆質問では初めの自己紹介の時におっしゃってた既にある商品を別の商品にするってどういうことですかと聞いた。顧客の要望に、債券という形ではなくてローンという形がが良いというのがあるらしい。そういうのもあるんだなぁ。二人目はセールスの方。外資系の後みずほに入ったらしい。セールスの方は話しやすいな。質問は覚えている限り以下の通り。

  • 研究について素人にも分かるように説明して
  • 逆質問

あんまり面接って感じはしなかった。 途中、エキゾのトレーダーに向いていると言われたときに理由等尋ねてみたかったが話しをぶった切るわけにもいかなかったので聞けなかった。
次にトレーダーの方、セールスの方との面接。一人目はトレーダーの方。初めに今回の面接の3つのポイントをおっしゃっていた。1つはエントリーシートに書かれていない良いところを探すこと、2つめは志望度や志望業界について、3つめはここまで面接等をしてきたと思うがそれでもみずほについて知らないことも多いだろうし質問をしてもらうこと。とても学生思いな方で就職活動を通じて自分のいいところを再発見してくれと。覚えている質問は以下の通り。

  • 長所
  • 大学生活で自分の性格等変化したこと、自分について分かったこと
  • チームで動く中で対立した経験
  • 志望業界、志望度
  • プロジェクトの終わりがけ等忙しくなる時もあるが、大丈夫か、そのような経験はあるのか
  • 逆質問

逆質問では、トレーダーはうつになるとよく聞くがその割合、なる人の共通点を尋ねた。みずほで20年ほど見てきた感じではいないと。みずほはGMK内での異動がよくあるそうで、マネージャーがトレーダーに向いてなさそうだと判断したら別の部署に移すと。トレーダーをやる限り大損することはよくあるが、その時にあたふたせずに自分のやるべきことをしっかりやることができる人がトレーダーに向いているそうだ。そして、前の面接でエキゾのトレーダーに向いていると言われたがそれはなぜか尋ねてみた。エキゾが扱うデリバティブはマーケットで値段が表示されているわけではなく、すぐに値段は分からないから、原資産のトレーダーと比べると1ランク上なのだと。だから、数学とか分析的思考ができる人が向いているらしい。 二人目はセールスの方。この日最後の面接。この人もまたすごい話しやすかった。比較的覚えている質問は以下の通り。

  • なぜ金融、なぜ証券
  • 逆質問

少し面接の要素があったけど会話に近かった気がする。 結果は2週間以内に連絡すると。

提出したエントリーシート

ガクチカは個人情報が含まれているため掲載しない。優れた文章ではないと思うがお手柔らかにお願いしたい。

  • ご自身が選択したコース(※)の志望理由と、みずほ証券を志望する理由を400字以内で入力してください。(コース:GIBコース、GMKコース、RCUコース、ITRMコース)400文字以下
数学の力をビジネスに役立てる仕事に興味を持っていたので志望した。仮定や条件から現在の事柄が未来に与える影響を評価することで、損をしないための行動は何かが無数の選択肢の中から導かれるのは面白い。GMK部門においては顧客の抱える様々なリスクを回避するために、金融商品を用いるが、商品の適正な価格付けを行わないと裁定機会を生み、顧客に不必要な損をさせてしまう恐れがある。そこで数学を用いて理論的に価格付けを行うことに興味がある。貴社を志望する理由としては、貴社のアナリストは顧客からの評価が高いことと、「One MIZUHO」のもと顧客にとって有益な新しい挑戦を行いうるからである。前者については分析の質だけではなく、顧客に信頼されていることの表れであり、みずほの企業理念「信頼No.1のみずほ」が実現されている。後者についてはグループが一体となって初めてできる新しい領域に関与したいと考えている。

Wordで383文字。

  • 「あなたが考える日本の課題や問題点をとりあげ、当社グローバルマーケッツ部門で何を実現したいか」を400字以内で入力してください。400文字以下
日本の経済は長期にわたり低迷しており、債務残高も主要先進国の中で最も高い状態にある。日本が今後債務残高を増やさずに安定的に経済成長をするためには市場でのキャッシュフローを増やす必要がある。お金を流すことによって市場が動き、市場が動くことによってお金が生まれるサイクルを通して、経済的に成長することができるし、サイクルの過程で生まれる税収入により債務残高を減らしていくことができるだろう。コロナを経て世界は様々な変革を迎えた。新しい時代に日本を金融の面から支えるためにグローバルマーケッツ部門の果たす役割は大きい。停滞している市場にお金を流そうとしても市場がうまく動かず、市場からの利益は期待できない。無駄に損をしないためにはキャッシュフローの戦略が重要であり、その戦略が抱えるリスクも回避しておく必要がある。顧客の抱える懸念や要望を踏まえた上で最適なキャッシュフローの戦略を提供できるようになりたい。

Wordで400文字。

公開記事一覧

このブログを閲覧してくださっている皆さんへ

どんな記事があるのかブログトップから見れたらよさそうだなと思ったので作りました。いちいちタグやアーカイブの中を探すの面倒ですよね。また、古い記事ほど埋もれていってしまうので投稿日時に関わらず閲覧してもらいたという思いもあります。一方であんまり興味のない記事ばかり上に来られても困るかもしれないので、タグごとに記事名を投稿順に箇条書きにしていきます。随時更新(最終更新2024/01/13)。

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2022年度(22卒)MUMSSクオンツ/テクノロジーインターンシップに参加した

MUMSSクオンツ/テクノロジーインターンシップについて

MUMSSクオンツ/テクノロジーインターンシップに参加した。 M証券とは異なり、参加にあたって一切の同意を求められなかった。そのため、今後のインターンに支障を与えない程度にできるだけ記述しようと思う。郵送で内容を公表しない旨の同意書が送られてきた。そのため内容に関しては削除する。また、MUMSSからの削除依頼が来たらこの記事を消す。

他の会社と異なり、クオンツ関連の業務を行う部署がFinancial Engineering部と呼ばれ、独立している(2021年4月から部署名は変更されるらしい)。クオンツ/テクノロジーインターンシップという名前だが、テクノロジーの方は証券のシステムを作る部署ではなく、デリバティブクオンツの実装部分を担当する課であったり、アルゴトレードクオンツがいる課を示している。純数に数式のモデルをいじる人のことをクオンツと読んでいるようだ。インターンの募集要項を下に引用する。

【課題】 下記のようなテーマに取り組み、その成果を社員に対してプレゼンテーションしていただきます。
クオンツコース課題例
デリバティブ時価評価モデルの高度化策を提案
デリバティブのリスク量の分析
□ テクノロジーコース課題例
デリバティブ評価システム開発体験
・執行アルゴリズムのロジック考案とパフォーマンス分析
・マーケットデータとデータサイエンス技術を利用した分析

上二つのように主に数式をいじる人がいるのがクオンツ課、3つめのクオンツが作ったモデルをもとに実装するのがSolution & Technology課、4つめの取引のアルゴリズムを考えるのがアルゴリズム課、一番下のデータサイエンスを活用して自動化等を行うのが先端ソリューション課である。デリバティブを扱うのはクオンツ課とS&T課であり、新しいモデル開発は協力して行うそうだ。先端ソリューション課は比較的最近できたらしい。各課の業務を簡単にまとめておく。

業務内容
クオンツ 時価評価モデルの開発、リスクモデルの開発
S&T 時価評価モデルの実装、分散コンピューティング等による高速化
アルゴリズム 様々なコストを削減するようなアルゴリズム取引の開発
先端ソリューション トレーディング業務の自動化、マーケティング業務の自動化

私はS&T課として参加した。

内容

  1. MUMSSのクオンツ/テクノロジーインターンシップについて
  2. 内容
  3. インターンシップ説明会について
  4. 選考について
  5. インターンについて
  6. 感想
  7. 提出したエントリーシート
  8. このページに辿り着いた人へ

インターンシップ説明会について

インターンに先だって説明会が2回ほど行われる。 22卒の場合は一回目が2020年10月22日締め切りの2020年11月12日開催、二回目が2020年11月04日締め切りの2020年11月25日開催であった。 インターンの説明会ではあるが、いわゆるクオンツの業務が網羅的に説明されるので、業務の理解につながる。 出ておくべき。 参加にあたって書類選考が行われる。項目は以下の通りである。

  • 大学院にて取り組んでいる課題/研究テーマとその概要をご記入ください。200文字以下

学会投稿用の要旨に書くようなイントロの部分で4分の3ほど埋め、自分の作業部分を4分の1ほど書けばよいと思う。 この手の設問はクオンツを受ける場合は何度も欠かされるのでテンプレートがあると便利。この設問に関しては2020年夏に開催されたみずほフィナンシャルグループのQuant Degital Technologyコースと字数まで同じである。因みに、自分はみずほのインターンは書類落ちした。

選考について

エントリーシートおよびWebテスト

書類の提出は2020年12月7日が一次、2021年1月4日が最終締め切りとなっていた。 設問は

  • インターンシップに応募された理由をご記入ください。200文字以下
  • 学部卒業論文の内容、もしくは、演習/実験/研究の内容についてご記入ください。特に、①背景や目的、意義②新規性、創造性、工夫した点③研究結果とそれがもたらす影響について詳しく述べてください。400文字以下
  • 大学院にて取り組んでいる課題/研究の内容をご記入ください。特に、①背景や目的、意義②新規性、創造性、工夫した点③研究結果(ないしは期待される研究成果)とそれがもたらす影響について詳しく述べてください。400文字以下

であった。私が提出したものは提出したエントリーシート にある。M証券の記事を見てもらえると分かると思うが、設問の内容は言葉は違えどほぼ同じである。会社によっては字数まで同じところもあるため、テンプレートは本当に大切。研究内容については半分以上目的と課題を書けばよいだろう。書類を読む人はMUMSSの場合確実に理系であり、理系全般について多少の知識はある。具体的な手法等は同じ専攻の人にしか分かってもらえないだろうが、目的と課題については前提をしっかり書けば分かってもらいやすい。研究についての設問で大切なのは正確な研究内容ではなく、専門外の人にも全容を分かってもらうことである。なので、自分の研究のイントロをどこかで書いたことがあれば、それを基にすればよいので研究の設問は容易に埋めることができる。 私は一次で提出した。面白いことに、インターンシップの応募にあたってWebテストが無い。適性検査として図を貼り付ける不思議なものはあるが、面倒な玉手箱を解かなくてよい。ここから、学歴と書類がいかに重要であるかが分かる。書類選考の結果は2020年12月14日に非通知の電話で来た。 書類を一次で出したからといって選考上有利になるわけではないと思う。ただ、比較的余裕のある12月中に面接が受けられることはメリットだろう。

面接

2020年12月20日の週に面接を受けた。面接の際に、専攻や書類の内容であらかじめ課が振り分けられており、インターンを担当してくださる社員の方が面接官であった。面接官は二人おり、面接での質問内容は

  • 自己紹介
  • 卒業研究について説明した後深堀
  • 大学院での研究について説明した後深堀
  • 課の希望は

であった。自己紹介はアイスブレイクのようなもので学生の緊張を解くためにあるのだろう。本当に何でもよいと思う。私は何を話せばよいのか分からなかったので、「何を話せばよいですかねぇ」と質問したが、何でもよいと言われたので趣味について軽く話した。自己アピールをする必要はない気がする。 その後、卒業研究について説明しそれに対して深堀をされる。説明についてはESに書いたことをいえば良いだろう。ESのところでも書いたが、イントロこそ研究の核であり、その研究の面白さが詰まっている。イントロを分かりやすく述べることを心掛けるべし。面接官からの質問は本質をついたものが多く、面接官の頭の良さをことごとく感じた。面接官の専攻と学生の専攻が一致することはほとんどない。したがって、面接官が知識で圧倒してくるなんてことはなく、真面目に研究をしている学生にとっては必ずこたえられる範囲である。大学院での研究も同様。インターンの選考体験記等で研究内容についてはしっかり準備すべきと書かれていることがあるが、普段からしっかり研究に取り組んでいれば問題ない。インターンのために準備をしようとする学生をふるうのには十分に機能している。インターンではC#を使うと言っていた。課の希望を問われたとき、私はクオンツが第一だが別の課も体験してみたいので希望度の差はあまりないと答えた。自分の望みを素直に言えばよいが、インターンに参加したいのであれば課を限定するのは避けた方がいいだろう。インターンの配属が入社後の配属先になるわけではない。個人的にはインターンに参加することの方が重要だと思う。選考結果はおそらく最終締め切りの人を面接してから通知される。最終的な結果は1月15~18日に非通知電話で来た(明確な日付が記録に残っていなかったので。18日には来ていた)。

インターンについて

インターン募集要項にある課題をそれぞれ行うのだが、課題を行うにあたって、全くC#を知らない状態だとかなり厳しいであろう。JavaPythonオブジェクト指向プログラムに慣れておくべし。ずっと課題をやるわけではなく、途中で社員の方との面談もある。最後には社員10人ほどの前で発表があるが厳しい質問は飛んでこなかった。今年のインターンは完全オンラインであった。そのためwebexに接続してさえいればよく、さぼろうと思えばいくらでもさぼれる。私はさぼらなかったが。

感想

しんどい一週間だった。しかし、学びの多いインターンであったともいえる。他社のインターンは会社説明と講義が主でワークはおまけみたいな感じであるが、このインターンはより実際の業務に近く、インプットしてはアウトプットしての繰り返しだった。こういった作業は普段の研究にも近い。また、たくさんの社員の方から話を聞けたのも大きい。会う社員が皆優しそうで、かつ頭のよさそうな人だった。志望度は上がった。

提出したエントリーシート

研究の設問に関しては個人情報が満載なため割愛する。

数学の力をビジネスに役立てる仕事に興味を持っていたので志望した。未来の完全な予測は不可能であるが、仮定や条件から現在の事柄が未来に与える影響を評価すれば、大まかな傾向は予測できる。これをビジネスに適用することで、できるだけ利益を挙げるための行動は何かが無数の選択肢の中から導かれるのは面白い。どのような課題があってどのように解決していくのか、仕事の現場はどういう雰囲気なのか体感したいと思っている。

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読んでいただきありがとうございます。 もし、S&T課のインターンに参加することになったら同じような課題に取り組むと思うので、その時に役に立つ道具をここ(アンカーつける予定でしたがやめときます。探してみてください。)においておきます。ぜひ利用してみてください。