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22卒大和証券部門別コース(総合職エキスパート・コース )高度金融本選考体験記

大和証券の部門別コース(総合職エキスパート・コース )高度金融本選考を受けた

大和証券の部門別コース(総合職エキスパート・コース )高度金融の本選考に応募した。本選考の内容や進行の仕方を記録に残す。大和証券インターンには一切参加していない。募集はしていたみたいだが、全く情報が手に入らなかった。外資就活使って募集してほしい。

内容

  1. 大和証券の部門別コース(総合職エキスパート・コース )高度金融本選考を受けた
  2. 内容
  3. エントリーシート
  4. 面接
  5. 提出したエントリーシート

エントリーシート

高度金融の一次締め切りは2021年3月31日。Webテストは性格診断しかなかったと思う。エントリーシートの項目は以下の通り。

  • 大学または大学院等での研究内容やゼミの内容について記述して下さい。※金融工学リスク管理、運用モデル、プログラミング、経済学等について学んだ経験があれば併せて記述して下さい。(400文字以内)
  • 当社を含むインターンの経験がある方は、その内容を入力して下さい。200文字以内
  • 設問1 ※学生生活(これまで)で最も力を入れた事、もしくは入れている事と、その理由をご記入下さい。(学業以外の事でも構いません)(200文字以内)
  • 設問2 ※当社及び選択したコース・部門を志望する理由、入社後のキャリアプランをご記入下さい。※エキスパートコースを選択した場合は、その理由と入社後のやりたい業務・仕事と成し遂げたいことをご記入ください。(800文字以内)

私が書いたエントリーシート後ろに載せる。

面接

締め切りから約一か月後、2021/4/18の週に電話がかかってきて社員との質問会をすると。クオンツの方とリスクマネジメントの方。翌日で即決。

質問会

デリバティブ・トレーディング部のクオンツの方と、リスクマネジメント部の市場リスクの方。学生一人でなかなかきつかった。そして部署が違う社員2人を相手にするのは難しい。一方の人ばかりに質問するのは気が引けるし。大和証券が他と違って特徴的なのは、開発の拠点をロンドンに置いていること。その理由はロンドンが進んでいるから、それだけらしい。ロンドンのクオンツが日本の市場のためにモデル開発を行っているのだそうだ。日本のクオンツがロンドンに出向したり、その逆もあるらしい。ロンドンの人と会議したりすることもあり、働く時間はフレキシブルに決められるとのこと。デスククオンツではVBApython、モデルクオンツではC++を使うそうだ。クオンツとして入社した場合、先ずはデスククオンツに配属され、その後モデルクオンツになったりするのだと。ピュアクオンツからIT系のクオンツに異動することはできるがその逆は厳しいと。クオンツからトレーダーやストラクチャリングになる人もそこそこいるようで、人事に希望を出せば移動できるらしい。その逆は厳しいらしいが。新卒に求める能力は数学と英語力とおっしゃっていた。プログラミング等は社内研修で後から伸ばせるが、数学と英語に関しては時間がかかるので入社してからでは遅いのだと。かといって数学科が多いわけではなく、7割ほどは物理出身とのこと。リスクマネジメント部には市場リスク部、信用リスク部、流動性リスク部があって基本的な業務はリスクモデルの開発というよりは、会社が抱えているリスクの計量とのこと。デリバティブ・トレーディング部の採用人数はクオンツが2人、トレーダーが1人で、リスクマネジメント部の採用人数は3人らしい。一応面接らしい質問もあり、数学はできるか、英語はできるか、プログラムは書けるか、就活状況等が聞かれた。

提出したエントリーシート

ガクチカは個人情報が含まれているため掲載しない。優れた文章ではないと思うがお手柔らかにお願いしたい。

  • 当社を含むインターンの経験がある方は、その内容を入力して下さい。200文字以内
第一生命のクオンツ・データサイエンティストコースにてX、SMBC日興証券クオンツコースにてX、みずほ証券クオンツコースにてX、三菱UFJモルガンスタンレー証券のFE部においてXを行った。

Wordで192文字。インターンの内容はネット上にかけないのでXとした。

  • 設問2 ※当社及び選択したコース・部門を志望する理由、入社後のキャリアプランをご記入下さい。※エキスパートコースを選択した場合は、その理由と入社後のやりたい業務・仕事と成し遂げたいことをご記入ください。(800文字以内)
日本経済は長期にわたり低迷しており、債務残高も主要先進国の中で最も高い状態にある。日本が今後債務残高を増やさずに安定的に経済成長をするためには市場でのキャッシュフローを増やす必要がある。コロナを経て世界は様々な変革を迎えた。新しい時代に日本を金融の面から支えるためにグローバル・マーケッツ部門の果たす役割は大きい。停滞している市場にお金を流そうとしても市場がうまく動かず市場からの利益は期待できない。無駄な損を防ぐにはキャッシュフローの戦略が重要であり、その戦略が抱えるリスクも回避しておく必要がある。顧客の抱える懸念や要望を踏まえた上での最適なキャッシュフローの戦略の提供に携わりたい。さらに、私がこれまで学んできた理系的素養や、複雑な話を他人に分かりやすく説明する経験をビジネスに役立てる仕事に興味があるのでクオンツを志望する。未来の完全な予測は不可能であるが、仮定や条件から現在の事柄が未来に与える影響を評価すれば、大まかな傾向は予測できる。これをビジネスに適用することで、できるだけ利益を挙げるための行動は何かが無数の選択肢の中から導かれるのは面白いしやりがいがある。グローバル・マーケッツ部門においては顧客の抱える様々なリスクを回避するために、金融商品を用いるが、商品の適正な価格付けを行わないと裁定機会を生み、顧客に不必要な損をさせてしまう恐れがある。そこで数学を用いて理論的に価格付けを行うことに取り組んでみたい。そして、私がアルバイトや研究を遂行する上で培ってきた能力を活かして、他の人がモデルを適切に利用できるように、正確にかつ分かりやすく説明する。また、私は知的好奇心が旺盛で、気になることがあればすぐに調べ、何かに活かせないか考える。そして、面白いことや新しいアイデアがでてきたらすぐに行動に移す。新しい手法または既存の手法を組み合わせて新しい商品の価格付けに取り組みたい。

Wordで798文字。