媒体を移すことに
概要はジョージア編にて。ジョージア編には書いたがもともとはtexでpdfにしていた。しかし見にくいだけのただ重いファイルだったのでまだブログ形式の方が見やすいかなと。因みに、この旅(中国以外も)はWifiなしで行った。
1日目(2019/09/03)
飛行機を降りて、看板の指示に従って歩く。 指紋を取られるのか。 通り過ぎていく外国人も結構いるが、指紋取られても何の問題もないので一応くれてやる。
そして入国審査へ。 先ほどの場所で指紋を登録していないと、ここで少し時間がかかるようだ。 機場線の運行開始6:30まで待機しなけらばならないのだがまだまだ眠い。 ロビーにある椅子では横にならないし、荷物の心配もあって寝付けない。 wifiが欲しいフランス人(おそらく。英語の発音から)に話しかけられた。 空港のWi-Fiは中国の電話番号を持っていないと使えない。 小話をしたのだが、頭回ってなくて、あまり聴き取れなかったし適切な解答が出来ていないだろう。 申し訳ない。 暇だけど地球の歩き方を読む気にはなれない。 結局中国もほぼ日本と同じであり、漢字から読めなくても大体の意味は捕らえられるから観光には困らないだろう。 バッグをきにしつつ空港内を歩き回る。
とても寝にくかったが、なんとか十分とはいえないが寝た。 中国もエスカレーターは右か。 1時間早く改札所に行ってしまった。 椅子もないし立って待つしかない しんどい。 Wi-Fiにつないでいなかったためスマホの時間は変わっていないのだが、表示されていた時間を見て勘違いしてしまった。 耐え切って改札が開く。
東直門まで25元。 東直門にて軌道交通2号線に乗り換え、ホステルの最寄である前門に向かう。
朝8時なのに騒がしい。 日が結構強いので寝不足の状態で一日耐えることができるのか。 ホステルに向かって歩いている途中で真っ先に気になったのが匂いである。 下水の匂いがどことなく漏れてきている。 一か所だけではなく町全体がそうである。 そして、特に歩いているおじさんに多いのが唾を道端に吐く事である。 生垣に向かって、とか下水口に向かってとかではなく、道に吐き捨てる。 後ろから歩いてくる人に当たるんじゃないかと思うほど、周りを気にせず道に吐き捨てる。 唾を吐き捨てるおじさんは北京市内では珍しくなかったが、匂いに関しては前門近辺のみであった。匂いに耐えられない人は別の場所にホテル/ホステルを取るべき。
スーパーがあったのではいってみる。 まずシャンプーと洗顔石鹸が欲しかったのだが、どれがそれなのか分からない。 店員らしき人にジェスチャーで教えてもらい購入22.9元。
ホステルに到着。
まだ部屋は用意できないということ(本来のチェックインは14時なので当然)なので、とりあえず大きな荷物だけ置いて観光に出る。 先ずはシベリア鉄道のチケットを旅行会社のオフィスまで取りにいかなければならない。 オフィスの最寄は軌道交通5号線の灯市口だが、地下鉄ばかり乗っていても面白くないので、隣駅の軌道交通2号線崇文門駅まで西に、そして、北上し適当なところで曲がって軌道交通1号線王府井駅、さらに北上して灯市口付近まで、と歩いて目指すことにする。
崇文門に向かう途中、かなりお腹がすいた。 ここまで、韓国でドーナツを食べたきり何も食べていないからである。地元の人が入っていくパン屋を見つけたので、中に入る。 中国の食に対しては不信感を持っているが、人が出入りしているならば大丈夫であろう。 名前は読めず何が入っているかわからないが、見た目だけでパンを二つほど購入26元。
崇文門についたので道路に沿って北上。公園(東単公園)があったので寄ってみる。
健康遊具で遊んでいるジジイども何やらが叫んでやがる。 遊具広場の一角にベンチとテーブルがあったので先ほど買ったパンの丸い方を食べる。中にはレアチーズとくるみが入っていた。 美味しい。 もう1つはまだ食べずにとっておく。 少し休憩して再び歩き出す。
王府井駅に到着。 王府井大街を進む。
この通りにある、行きたかった場所の1つ王府井書店に行く。
かなり大きい。 本屋のなかにでかいミントセットの販売所がある。
各階に本を読む空間があって良い。 ここで茶経という本を購入28元。 書店から出てさらに王府井大街を進む。 通りに面した店に人が並んでいたので、よく分からないがとりあえず並んでみる。 ソフトクリームを購入9.0元。 濃い抹茶で甘みよりも苦味を感じる美味しい。
金魚胡同へ。
東単北大街との交差点のところに目的地CITSの本社がある。
1階の受付で切符を受け取ることができるのかと思ったら、対応してくださった方のいるところまで上がらないといけないらしい。 裏口から7階へ。 まさに仕事場って感じで、イヤホンをして仕事をしていた方に気づいてもらい、切符をもらいに来たと言う。 英語で問題なく切符を入手。
雍和宮に行きたいので、すぐ近くの軌道交通5号線灯志口駅から同じく軌道交通5号線雍和宮駅まで電車で行けるが、せっかくなので歩いて行こうと、東単北大街を北上することに。 道沿いにあった中国書店に入る。 いい雰囲気の書店だった。
灯志口駅の隣駅、東四駅まで歩いたところで、暑さに耐えかねて地下鉄に乗る。
電車を待っているときに、おじいさんに中国語で話しかけられる。 目的地までどの電車に乗ればよいのか、みたいな質問をされたが、中国語はわからないので、パスポートを見せて中国語は話せないと示す。
ケンタッキー多いな。 クラクションめちゃめちゃならす。雍和宮へ。 チケットを購入。 学割が効いて12元。 お参りしている人が結構いるが、地元の人ではなく観光に来た人みたいだ。 水が尽きてしまった。 何個も門、仏殿がありけっこう広かったが、水の問題と歩き疲れたのもあり、とりあえず全部回ったが1、2個で飽きてしまった。
近くにある孔廟・国子博物館に行くことにする。 孔廟・国子博物館への道、国子監街へ。
日陰だし、人通りも少ないので歩きやすい。孔廟・国子博物館到着。
観光地だから来てみたものの、水ないし寝てないし中国の歴史あまり知らないし英語の説明読む気起きないしで、あまり頭に入ってこなかった。 科挙で出題された問題の例等を展示すればいいのに(本当は存在し、見逃しているだけかもしれない)、興味がひかれない(故に覚えていない)展示ばかりで微妙。 彫が浅く見ずらい謎の石碑しか印象に残っていない。 見終え、外に出て、飲み物を買える売店を探しながら国子監街を歩く。
売店でコーラと水を購入8元。 地壇公園まで歩いていく。
地壇公園に入園1.0元。 学割が効いた。 方沢壇と皇祈室に入るには別途チケットが必要。 方沢壇と皇祈室に入るためのチケットでは学割が効かなかった5.0元。 方沢壇には何にもない。 ただ広くて正方形なだけ。 太陽が出てると日陰ないし、下は全面石で座ると熱いしで最悪。 それにしても疲れたので熱さを感じながら石の上に座って休憩したり。
地壇公園からは歩いて安定門外大街を南下し、軌道交通2号線安定門駅にのり前門駅まで。 疲れからか電車で寝てしまうも、幸いにして黒塗りの高級車には追突しなかった。 前門からホステルに帰るまでの途中の店で北冰洋汽水と炭酸水を購入9元。 北冰洋汽水は薄いオレンジジュースのような味。かなり飲みやすい。
15時すぎホステルにてチェックイン。 やはりイエスよりヤーが先に出てしまう。 シャワーを浴び、眠る。この日歩いた距離はGoogleMapによると12 kmぐらいだが、日が照っていたためかなり体力が奪われた。
2日目(2019/09/04)
同日20:37目覚める。 夕飯として小さい方のパンを食べる。 端にはレアチーズが入っていた。 怖いもの見たさで、かつての色町、八大胡同を訪れることにした。 人通りは多くないが、あまり明かりがない上、左右の道に小道が多くどこから人が出てくるのか分からないので、常に臨戦態勢で歩く。
現在はただの住宅街であるが、結構怖い。 子供の声が聞こえると安心する。 まだ生存できると。 大通りに出た。 回って別の道から再び八大胡同に入ろうとするも、入口を通り過ぎてしまった。
21:42ふつうに住んでいる人がいるので散策が憚られるだけで特に何もなかった。 夜は明かりが少なく、色の華やかさが見れないので大した見所ではない。 明るいうちに行くべきだった。見どころのひとつ北京上林国際青年旅舎は現在はホステルである。そのため中の写真は取りづらいだろう。 ホステル近くのスーパーでヤンジンビールを購入6.50。 ホステル併設のバーで栓開けを借りて部屋で飲む。
非常に飲みやすい。 22:30ベッドの上で飲んでたら危うくこぼすところだった。明日は金山嶺長城に向かう。 地球の歩き方の情報によると、軌道交通2号線東直門駅から直接行けるバスと、軌道交通13号線望京西駅から金山嶺服務区そこから無料のシャトルバスの2つの生き方がある。 これは公共交通であり、ツアーバスも存在する。直接のバスは7:40発と朝早いが、もう1つの行き方は複数出ているので時間の都合がつきやすい。 また、値段も少しだけ後者の方が安いので、往路は後者を利用することにする。 復路は登ってから考える。 目覚ましをかけず自然に起きたら活動開始。ビールを飲んで再び就寝。 7:30に起床。 同室者はすでにいなくなっていた。 まだ1日しかたっていないのに財布見てお金があまりないことに気がつく。285元しかない。大丈夫なのか。 軌道交通2号線前門駅から東直門へ、そして軌道交通13号線に乗り換える。 乗り換え遠すぎ。 軌道交通13号線の列車は綺麗。 地球の歩き方には駅の南側にバス乗り場があると書いてあったので、駅の東口、西口を基準に南に進んだ。 バスはあるものの、停留所ではなさそうだし、行き先の看板もない。 地球の歩き方に載っている写真と異なる。 なので旅行会社のバスの運転手であろう人に話しかけ、これは金山嶺服務区に行くのかと聞いてみたら、否と。 仕方ないので駅の周辺を軽く散策してみる。 タクシーの人に何か言われたが拒否の意を示した。
看板を発見。この漆平行きに乗り途中下車をすればよいのだろう。どちらかというと駅の北側だった。10時発のに並ぶ。利用者は意外といるが、観光客らしき人は全くいなかった。 地球の歩き方を指差して金山に行くか確認してお金を払い乗車32元。
このバスで北京からだいぶ離れたところに行くので少し不安だが、最悪遭難しても日程的に出国可能である。バスは結構揺れる。この振動で6パックになれる。 止まったので目的地かと思ったがサービスエリアだった。
何時出発かわからなかったが肉まんみたいなのを買ってバスに戻る20元。
熱くてなかなか食べられない。12:00何が入ってるのかよくわからなかったが美味しかった。
何枚かバスから写真は取ったものの使い物にはならなかった。気づいたら、バスは終点の漆平に到着した。
降りるべき金山嶺服務区で降りずに、座って過ごしてしまったようだ。 金山嶺服務区で誰か降りるだろうと思って待っていたけれども、終点まで行く人しかいなかったようだ。 バスに乗るときに金山嶺長城に行くか確認したから、金山嶺服務区に到着したら教えてくれるものかと勝手に思っていたがそうではなかった。 甘ちゃんであった。 お金を支払った人とバスの添乗員は別の人だったからだろう。バスの人に、金山嶺服務区に行きたかったんだと泣きすがったら、北京行のバスに無料で乗せてくれると。非常にありがたい。 14:30に無事到着。 本来は12時ごろにつくはずなのに。
無料のシャトルバスを探したが見つからない。 うろちょろしていると少し英語が話せるタクシーの人が寄ってきた。断って、シャトルバスを探しているんだと言うと、1、2年前はあったが今はもうないと。シャトルバスの存在は分からない。ないものと考えて、朝早く直通で行くか、ツアーに参加した方がよさそう。地球の歩き方には15時発のシャトルバスがあると書かれているので、15時までは待つと言って離れる。 15時まで待てど結局シャトルバスは来ない。 本当に今はなくなったのか。 タクシーの人がよってくる。 金山嶺長城の麓までは距離がある上道も複雑で、徒歩では2時間ほどかかるらしい。地図で見ると全然複雑ではない、が遠そうではある。だからタクシー乗れよと。地図も持っていないし、ワイファイもないのでどうしようか。
時間的に今日登って下山するのは厳しそうだ。今回登山するのは諦めて、とりあえず北京まで戻りたい。北京へのバスを待つ。18元しか差がないのだし、入り口まで直接行く方に乗ればよかった。 なかなかバスが来ない。来なかったら来なかったでここで寝泊まりするだけなのだが。タクシーの人が寄ってくる。もうバスはないと。金山嶺長城の麓にある小屋に泊まるしかないからそこまでタクシーに乗せてやると。聞き流す。売店で水を買う3元。16:00バスが来た。押しかけたがダメだった。全席予約済みのこと。タクシーの人が、もうバスはなく北京に帰る方法がないのだからタクシー使えと。タクシーの人に頼もうかと思い始める。 が、金がないと言って断り続けた。タクシーの人は、金がないなら何をしに来たんだと、言ってきたが適当な返事をする。16:30粘って待ったらバスが来た。金がないからこそ粘れた。あったら払っていただろう。かなり焦っていた。たとえ寝る場所があったとしても帰る為の運賃がない。切符を売るお姉さんが呼びに来てくれて本当に助かった。かなり運が良かったが、この運は引き寄せるべくして引き寄せた。帰りたいという意思を強く持つことが大切なのだ。バスに乗り北京への帰路につく50元。 今日は精神的に非常に疲れた。美味しいご飯でも食べよう。せっかくだし北京ダックを。
軌道交通2号線東直門に到着。イーカートンにチャージをし前門まで帰ってくる10元。 便宜坊鮮魚口店に。
慌ただしくコックが北京ダッグを持って往来している。飲み物としてヨーグルトを注文。
ヨーグルトのコップが欲しいと言ったら笑われた。 直接飲めというのか。 家にいるときだったら普通に飲むけども。 美味しい。 飲みやすい。 日本のヨーグルトドリンクに近い。 日本のよりは粘性が高いけども。 続いて北京ダックと炒飯を注文。 北京ダッグを席の近くで切ってくれるのだが、後ろ側だったので面倒だしあまり見ていない。
お手本として初めの1つは店員さんが巻いてくれた。 横浜中華街で食べる安い北京ダックより断然おいしい。 たれが特に違う気がする。 次いで来た炒飯。
ほぼ味付けなし。 中華街のほうが美味しい。 そして、結構量が多く、一人前ではない。 のどが渇いたので水も注文。 ペットボトルがそのまま置かれた。 満腹。 食べきれなかったので打包(持ち帰り)することに。
ホステルへ。
そこらへんに唾を吐くおっさんは殴りたくなるがいい街である。 就寝。
3日目(2019/09/05)
3:45夜中に突然鼻血が出てくる。 鼻血が止まったかと思えば今度は腹痛。 今日は盧溝橋に行く。 軌道交通7号線で北京西駅まで、そして軌道交通9号線六里橋駅、軌道交通10号線西局駅、軌道交通14号線園博園駅に行き、そこから歩いて盧溝橋まで向かう。 8:30に出発。 ホステルから歩いて珠子口駅に行こうとしたが、見つからなかったので虎坊橋駅まで歩く。道を一本勘違いしていた。 駅にてイーカートンをチャージ10元。 北京西駅は北京市の外れにあるのに結構でかい。 園博園に到着。
ここからは細かいマップがないので、感で歩く。
ずっとこんな感じの道である。本当にたどり着けるのだろうか。
着いた。 学割が効いて入場料半額になる10元。 座って昨日打包した北京ダックを食べる。
盧溝橋の英名がマルコポーロ橋なのが気に食わないけど、きれいな橋だった。 軌道交通14号線大瓦窯駅を目指して歩く。
途中に中国人民抗日戦争記念館に寄ってみる。
入場料は無料だが、外国人の場合パスポートを見せる必要がある。 日本人だと分かると少し驚いたような顔をしていたが、普通に入れた。内部は撮影禁止だったので写真は取っていないが、日本軍と中国軍の戦いが写真などの資料とともに展示されている。 説明に日本語はなく、英語を読んでいたのだが、読むのに疲れてふらふらとまわった。 事実が述べられており、思想の偏りはそんなになかったように思える。この時代に中国で活躍したドイツ人の展示もあった。 中国の小学生がここに勉強に来ていた。 見学し終え、再び歩いて軌道交通14号線大瓦窯駅に向かう。
大通りが見えるがそっちに行くかどうか。クラピカ理論にしたがって迷ったら左を行く。
小道のようだが、本当に駅にたどり着けるのか。 大通りに出た。 しかし、駅や線路らしきものは一向に見えない。地元民らしき人に、地球の歩き方を指さし身振り手振りで駅への道を聞いてみる。 今向かっている方向であっているらしい。
こんな感じの道をしばらく歩く。 見えた。
軌道交通14号線に乗り西局駅に、そして軌道交通10号線で公主墳駅へ。 玉淵潭公園に行く。学生証が効いた1元。
あぁ~いいっすね~。
ここで休憩、今日のこの後の行動を決める。 天安門広場に行くことにする。 水がなくなった。 行きかう人のほとんどが北京反恐と書かれたTシャツを着ている。 なんだろう。 イベントでもあるのかな。 喉が渇きすぎて死にそう。 軌道交通1号線軍事博物館駅まで南下したので、天安門東駅まで。 地下鉄の窓の外から広告が見えるが、トンネル内にパネルがあって広告が列車の速度に合わせて走ってるようだ。 しかし、速度差がありすこし電車の速度より遅い。 自販機でスプライトを購入5元。 天安門、天安門広場に入るためにはメトロに比べて何倍も厳しい手荷物検査がある。 パスポートを見せ、バッグに入っていた地球の歩き方を開いて確認される。
天安門広場を抜けて前門大街に。
喉乾いたし暑いし歩き疲れたので呉裕泰前門休閑駅站でお茶でも飲んでゆっくりしよう。国営企業のようで、呼び込みが全然ない。 なので、良さげな店なのに客がほとんどいない。 が、中に入るとしっかり接客してくれる。 商品が並べられているだけで、茶店がない。店員に聞いてみると2階のようだ。 人が来ないからかエレベーターが全く動いていない。 自動で動き出すわけでもなく、止まっているエスカレーターを歩いて登る。
1階に人がいないのに2階に人がいるわけがない。 とてもいい雰囲気なのに客が少ないのはもったいない。 様々な種類のお茶を楽しめるようだが、折角中国に来たのでジャスミン茶にしよう。 ただジャスミン茶でもかなりの種類があり、選ぶのにも一苦労。 メニューには英語表記がある。 棘と書いてあったジャスミン茶を注文48元。
/杯と書いてあったのでそんなにするのかと思ったが、杯は湯呑ではなく急須のようだ。杯の中には茶葉が入っており自分で何度もお湯を注いで飲むタイプ。 香り渋みの強いお茶だ。 ゆっくりと明日以降何をするか地球の歩き方を見て考える。 手元にあるお金は残り99元。 何ができるか。 陶磁器は熱が逃げにくくて良い。 知らないうちに蚊に刺されまくってるし、日焼けがすごい。 何度お湯を注いだか忘れたが、最後の一杯はもはや色だけで最初に感じた香りなどが全くない。 人が全く来ないので永遠に居続けられる。 トイレは若干古びた匂いがしたけど普通に綺麗。 何故か女子トイレのドア全開。 一旦ホステルに戻る。 16:30ごろ部屋に戻り昨日のチャーハンを食べる。 美味しい。 若干納豆のような粘り気があった気がしたが、納豆やヨーグルトといった発酵食品を普段から食べているので何の問題もない。 容器を洗って再利用しようかとしたが、油まみれで洗っても落ちないので捨てることにした。 休憩がてら荷物の整理をする。 シベリア鉄道のチケットにドイツ語があるのは、中国で戦時中活躍したドイツ人(中国人民抗日戦争記念館で特集されていた人か?)がいるからだろう。 オフラインのためイルクーツクの気温情報が入ってこないのは心配である。お腹はあまり空いておらず特にすることがないので、地球の歩き方の後ろにある中国語を眺めたりする。 直ぐにあきたので、グルメストリートと書かれている門框胡同に行ってみる。
雰囲気は良いが、ここで食べ物を買おうとは思えなかった。 特に何もせず、またホステルに戻る。 21時過ぎ、ベッドで横になっていたら、部屋に新しい人が。 韓国人で、空港から直行してきたのに明日の朝には北京を出るらしい。 まだ夕飯を食べていないそう。 暇だったので一緒に外に出る。 謎のジュースを飲み、芋の何かをシェア。
かき氷をイメージしているのか、砕いた氷が入っており汁は甘い。 そして天安門にいく。
なぜかドイツの国旗が掲揚されている。 先ほどのやつとも関係があるのだろう。 ホステルに戻り、ベッドに座ると眠気が襲ってきた。 就寝。この日のGoogleMapを見ると、約19 kmも歩いている。
4日目(2019/09/06)
韓国人のアラームで起きる。 シーツに血がついていた。 蚊に刺されたところを掻きむしったためだろうか。 韓国人がホステルを出るときに、名刺をもらう。 今日は蚊対策で暑いが長袖を着よう。 天壇公園に行くことにする。 朝食どうしようか。 駅に向かう途中でタルトを買う。 3個で10元。
珠市口駅まで歩き、軌道交通8号線に乗って天橋駅に。 駅を出てすぐにある。 着いた。
共通券に学割が効いたので半額に17元。
よい。 お腹もすいたので、ベンチに座って先ほど買ったタルトを食す。 あまり甘さのないカスタード。 美味しい。 目の前に踊っている人がいるのだが、なぜもっと安い他の場所でやらないのか。 他の公園なら数元で入れるのに。圜丘に向かっている途中に気づく。チケットがないと。 タルトを食べた時に仕舞い忘れたか落としたか。お金があれば買いなおすのだが、ない時に限ってこれは痛い。下を探しながら先ほどいたベンチにまで戻る。 あった。 ベンチに落としていた。再度圜丘まで。
登ったところ。 邪魔くせえ。
そしてすぐ北にある皇穹宇に。
さらに北にある祈年殿に。
これだよ見たかったのは。 公園を散歩しよう。
リスがいた。
ホステルまで歩いてみよう。 日が強い暑すぎる。 水もなくなった。
水ないし、お腹すいた。 セブン発見。
日本の食料品等も販売されている。 紅茶とツナマヨのおにぎりを購入8.50元。
紅茶は結構甘い。
ローソンもあった。 呉裕泰にて、シベリア鉄道乗車中に飲む用のティーパックを購入27元。
ホステル近くのスーパーで水を購入3.5元。 1.5Lで0.5Lと0.5元しか変わらないのなら、初めからこっちを買えば良かった。
シベリア鉄道の持ち物としてカップめんが良いと誰かのブログにあったのでカップめんを購入。 どのカップめんがいいのか分からないし、日本企業のなので日清も買っておく。 食べ終わったらマグカップにもなるし。 3日間だし2つあれば持つだろう。 はし持ってないし買っておく。
部屋でおにぎりを食べる。 日本のツナマヨとはちょっと違った気がしたが、おいしかった。 ホステル備え付けのバーには冷えたインジンビールがなかったので寝ることにする。 寝れずに地球の歩き方を見る。 新しい同室者がくる。中国人ポカったので中国語で日本人だと言おうとしたら英語でどこ出身かと返された。 中国語の発音を勉強せねば。 香港から来たらしい。すぐに部屋から出て行った。今日の夕飯は水で耐え忍ぶ。腹減っているせいかなかなか寝れない。同室者は4時半にはもういなかった。蚊との戦いで全然眠れん。 蚊は絶滅せよ。 布団で包んだら音がしなくなった。この日は大して観光はしていないな。
5日目(2019/09/07)
他人のアラームで目がさめる。 それにしてもこんな朝早くからどこに行くのだろう。 シャワーを浴びる。 風呂に入りたい。 トビリシで温泉に行くか。 チェックアウトする。 デポジットとして預けていたお金が返ってくる。
エモーショナル。 8:10 手荷物検査に並ぶ。
8:51 ようやく検査を終える。 バックに1.5リットルの水入れてたら笑われた。
学割で半額になった30元。 パスポートがチケットの代わりとなる。 午門を抜けるとそこには。
東側。
この門を抜けた先には展示室があるのだが、今日は閉じていた。 併設のお土産売り場は空いていたので覗いてみると、掛け軸とかたかそうなが置いてあった。 そして西側へ。 こっちの展示室(武英殿)は開いているようだ。
中国の考古学に日本人も貢献しているようだ。 午門に登れるみたい。 ここでは自然(主に花)が育んだ中国文化について展示されている。
ここは冷房が効いていて涼しい。
素晴らしい作品がたくさんある。 人が多いので、立ち止まって眺めることはせず、流し見て先に進む。
もう一つ同じ題の展示が。
白に紺。 この色合いとても良いと思う。
城壁の上にも建物が。 城壁から降りて宮殿を見んとす。 故宮の中心、太和殿。
暑くて人が多いし疲れる。 見てないところもたくさんあるが早めに切り上げる。 流石にイライラする。 特に狭いところを通るのに日傘を閉じない中国人。 蹴飛ばしたいぐらいだ。 北京観光最後、景山公園行って観光終わりにしよう。学割が効いて半額1元。 日本人の老人が団体ツアーで来ていたようだ。
こんな感じの道を登っていく。
故宮が見渡せる。 見たいものはすべて見たし昼食食べてホステルに戻り荷物を回収しよう。
ローカル感が強い。
細い道にあってわかりづらい。 1人だったので相席。
ハムのような味がする。 ご飯も付いてきた。 タレは酸味が強い。 美味しいけど後半飽きる。 オレンジジュース込みで72元。 今着ているシャツ、鼻血の後も落ちないしタレも少し飛んだしもう寝巻きにしかできないな。 軌道交通5号線東四駅まで歩き、ホステルに戻る。 非常に眠い。 次来た時は万里の長城制覇しよう。 ホステルをチェックアウト。 チェックアウトしたホテルのミニバーで青島ビール15元。
15だと?スーパーの冷えてないヤンジンビール3本分だぞ? 冷たいのが飲みたいから買うけども。 うまい。 14:30 出発。 イーカーテンをチャージ10元。
夜になるとライトアップがすごいらしい。 鉄道乗車券を持っていないと中に入れないようだ。
待機室があるようだ。 インフォメーションに聞きに行くと2階の8番だと。
空いてる椅子に座る。 いやあ快適。 まだ6時間以上あるので寝よう。 最初K3早朝発のにしてたけどこっちになって良かった。朝絶対起きれてない。なんかアナウンスされても絶対にわからない 今更滞在登録(レギストリーツィア)不安になってきた。 でもどうしようもないし放っておこう。 どこに行けばいいのかわからないが8時まで待つ。 流石にすることなさすぎて暇。 水やお湯を無料で提供してみたいだ。 カップ麺を食べている人がいる。 ヒゲが。 ヒゲのせいでロシアで職質されて滞在登録ないとかで拘留されたりしたら渋い。 隣で2人で500ビール缶4本空けてやがる。 しかも片方はカイジで小物悪党として出てきそうな顔。 スパイシーな肉の匂い。 たまらん。 搭乗口の近くに移動した。 欧米的な顔つきの人がちらほら。 彼らもまたシベリア鉄道の乗客であろうか。 なぜ椅子にゴミを置き去りにする。 考えられない。 隣が食べているのはドラゴンフルーツだろうか。 真っピンクに黒色の種が散らばっている。 自分で購入することはないが、他人が食べているのを見ると美味しそうに見える。 新しく来たおじさん、炭酸の吹きこぼれをそのままにしてやがる。 隣のおじさんは吹きこぼれを気にしてたが。 なんだあのカスは。 スマホの充電器を持ちながら歩いて何か言っている。 充電させてあげるよか充電器売るよ。 そんなことしてる暇あるなら普通に働け。 18:43 たくさんいた中国人もいなくなって行った。 南通、杭州に行きたかったのか。 早く乗車して寝たい。 マナーのなっている人もいるようだ。 それにしても腕に関羽の刺青とは面白い。 する事ないのでペックバウンスで空気を循環(動画参照)。 寝たいんだけど座った状態でねれないし、周りが信用できないからしんどいんだよなあ。 暇すぎ。 左隣の人の映画を見る。 右隣に座ってきた人の腕にも故人の顔の刺青が。 流行ってんのか? 21:55電光板を見たら電車が消滅。 駅員に聞くと乗車口が変更されたようだ。 乗客は東洋人しかいない。 欧米人は上海に行ってしまったのか。 23:00満を持してついに搭乗開始。
ルーブル表示。 乗務員もロシア人。 中国語を話す人もいる。 ようやくだ。
中国人のおばさんと同室。 北京からに住んでいるそうだ。 暑すぎる。 電車が動き始めるまで冷房なしと。 北京からの同じ号車の乗車は我々2人だけらしい。 車内販売の支払いはルーブル。 使い捨てスリッパをもらってしまった。 外は真っ暗でほとんど何も見えない。 ベッドの大きさとしては、172でちょうどいい感じなので180ある人にとっては足りないかも。 荷物を収納して就寝。万里の長城を登る以外の目的で北京に来ることは二度とないだろう。
6日目(2019/09/08)
7:50眼が覚める。
レストラン(食堂車)を探しておきたい。 おばあちゃん、げっぷする。
瀋陽って栄えているのか。東北地方最大の都市らしい。知らなかった。札幌市、川崎市、浜松市、佐世保市と姉妹都市だと。 列車は動き出す。 寝てたらいつのまにか長春(Changchun)に到着していた。 起きた時には列車が出発し始めてた。時刻表とCITSにある予定表のイルクーツクの到着時間が違う...。 イルクーツク自体はそんなに観光するところはないからいいのだけど。
入国カードが配られる。 2号車後方(進行方向に対して)に食堂車を発見。 中国の食堂車で支払いは元のみ。 残念ながら手持ちに元はもうない。 まあ明日の朝に食堂車はロシアのものに変わるはずだし明日になったら再び行こう。 メニュー見た感じ高くても40元で30元程度が基本。 食堂車に向かう途中には1等車があるが2等の部屋が2人用になり、上段のベッドがないだけだった。 2等でも困ってないし十分だろう。 お腹が減ったし、北京で買ったカップラーメンでも食べるか。
日本のものと仕組みが違う。 てかフォーク付いてるなら最初から書いといてくれや。 箸買わずに済んだのに。 美味しい。 シュリンプ味はそんなに感じないけど。 底面壁面にへばりついてたコショウ等を洗い流しマグカップに。
このマグカップの良いところは熱がすぐに逃げること。 お茶が染み出したタイミングでちょうど良い温度になっている。 一杯目は汁風味のジャスミン茶。
ロシア語を勉強したりしなかったり。 隣は乗務員室なのだが、笑い声が聞こえてくる。 同室のおばあちゃん、朝ごはん食べてからずっと寝てるけど大丈夫かな。 哈爾濱(Harbin)駅に到着。
先頭の4つはモスクワまで。 それ以降は満州里まで。 満州里で三時間の待機時間がある(時刻表を参照)のは車両の繋ぎかえと入国審査があるためだろう。 おばあちゃんがクラシック鳴らし始めた。 聞いたことあるはずだけど曲名がわからない。 駅に早く付いたからかなかなか出発しない。 おばあちゃんがキュウリ生齧りで食べだした。 15:10には到着していたぞ。 時間通りに動き出す。 2杯目のジャスミン茶。 汁の風味はだいぶ抜けたが、まだ残ってる気がする。
特に食事をとるわけではないが食堂車に行く。
祖父母の家の厨房のような匂いがする。 髭剃りたい。 野菜や果物など新鮮なものが食べたい。 昂昂渓(Anansi)駅に到着。時刻表にはAnansiとなっているが正確にはAngangxi。GoogleでAnansiと検索しても出てこないので、GoogleMapで検索したらAngangxiと表示されていた。ちなみに、昂昂渓があるチチハル市は宇都宮と友好都市である。
18:45腹が減った。 カップラーメンがあるけれども耐えなければ。 ここで消費してしまうと後がきつい。 緑茶を飲んで耐える。 もはや汁の風味は感じない。 お湯の入れすぎで薄い気がするけど。
ロシア語難しい。 寝たいときに寝れるっていいな。 満州里で起きていたいので空腹に耐えつつ寝ることにする。 が寝れない。 なんでこんなに寝れないんだ。 空腹か緑茶のせい。 今まで空腹はこんなに長時間堪えるものではなかったのになぜか長引いている。 今までと食事量は大差ないはずなんだが。 北京市観光中はジュースでエネルギー補給してたからか。 しかし観光に比べて圧倒的にエネルギー使ってないぞ。 空腹状態になったのなら、脂肪を使え。 全然絞れてないぞ。
7日目(2019/09/09)
3:03起床。 空腹は収まっていた。 少し寒くなってきたなと思ったら16度だった。 給湯器のお湯が少しぬるい。 ロシアの水道水はそのまま飲めないそうだが、これで飲めるのか? わからないが飲む。列車内で利用できるお湯は浄水が使用されており、温度に関係なく飲める。3:58 満州里到着。
白色灯がついた。 つくなら最初からつけてくれ(これまで夜でもオレンジの薄暗い蛍光灯しかついていなかった。勉強しづらいので寝るしかなかった。)。 出国審査官にパスポートを渡してから結構待たされる。 スーパーハングリー。 中国人のおばさんが持ってた予定表には俺の予定通りの時間、すなわちCITSにある予定表、イルクーツクへ着くと書かれていた。 列車の時刻表とどっちが正しいんだ。 時刻表の方が正しい。 満州里の発音の仕方を教えてもらった。 パスポートが返却されないまま動きだしたぞ。 止まった。 食堂車以降の繋ぎかえを行うために車両を前に出したのか。 今度は逆走しだした。 衝突、音信号後再び前進。 前に行ったり後ろに行ったり。 一体何をしているのやら。 窓を開けたら寒かった。 6:50 ようやくパスポートが帰ってきた。 おばあさんがロシアの入出国カードの書き方わからなかったので教えてあげる。 途中ブードゥイ(不対、「違う」)と言ったら笑われた。 そんなのは知っているのかと。 中国の出国カード回収されなかったけどいいのかな。